自分で設計したキッチンをDIYで制作しました!(とは言っても大工さんにずいぶん手伝っていただきました。)
その制作過程について振り返ります。少し長いです。
構造用合板で骨組みを作り、天板にステンレス。シンク、水栓、換気扇はIKEAのものを設置しました。最後に、水はね防止のアクリル板、壁面に大理石を使う計画でしたが、これはいろいろと迷って最後で計画変更しました。
図面を作成した後、次にしたことは材料や設備を用意すること。下記の物を購入しました。
・針葉樹合板(24mm厚×8枚+12mm厚3枚):25,189円
・ステンレス天板:37,260円
・IKEAのシンク(NORRSJÖN):34,900円
・IKEAの水栓(BOSJÖN):19,990円
・IKEAの換気扇(VINDSUG):44,900円
・リンナイのガスコンロ(RD321STS):45,030円
・アクリル板:21,898円
・大理石:38,340円
合計材料費:267,507円
構造用合板はホームセンターで買って、配送サービスで家に搬入。(でも配送サービスは家の1階まで。エレベーターが無いマンションなので、3階の部屋まで階段の往復がたいへんでした。24mm厚の構造用合板は1枚約23kg!)
シンク、水栓、換気扇は神戸のIKEAから車で持ち帰り。
アクリル板はサイズが大きくて、家まで送ってもらうと高くつくので、運送会社の倉庫まで取りに行きました。
コンロやステンレス板はネットで購入し、宅配。
元はオープン型のキッチン。
大理石を張る場所、室内窓を開ける位置を確認するために、設計図を元に予定の位置にテープを貼りました。
キッチンを横から見たところ。青のテープはキッチン、赤は大理石、黒の箱は照明の位置。右下は壁に張る予定の大理石。
水道屋さんに来てもらって、給水管と排水管を仮設置。
次に大工さんに来てもらって、設計図をもとに構造用合板を丸ノコでカットして行きます。
図面を壁に貼って、これを元に大工さんに作業を進めてもらいました。
カットした構造用合板を組み立て。すこし形が見えて来ました。図面が形になっていくのがうれしい!
組み立てが完了。ステンレス板をボンドで接着して、キッチンの形は完成。
構造用合板に色を塗ります。ペンキはオスモカラーを使いました。
構造用合板は、しばらくすると黄色味が出ます。それを防ぐため、兵庫県三木市にあるオスモ&エーデルさんと相談。提案してもらったのは、ホワイトとクリア。
サンプルを取り寄せて、試し塗りをし、ホワイトに決めました。
まず先にシーラー(下塗りの塗料)を塗ります。(もっと幅のあるローラーも使いました。)
オスモカラーの上塗りも終わりました。
次に、配管は露出させる為、排水管もホワイトに塗装します。こちらのホワイトは壁と同じ塗料(FARROW&BALL)を使います。
まず、同じくシーラーを塗装。
その上からホワイト(FARROW&BALL)を塗装。
排水管の塗装も終わりました。
そして給水管も同じくホワイトに塗りました。
そして再び、大工さんに来てもらって、キッチンを据え付けてもらいます。
赤く光る線は、水平器のレーザー光。
据付が完了しました。
その後、また水道屋さんに来てもらって塗装した給水管と排水管を設置してもらいました。
配管は露出したままに。
アクリル板は、水はね防止と、
シンク下の配管やゴミ箱の目隠し。薄い色のアクリル板を選んだのは中が見える感じが面白いのと、室内に圧迫感を出さない為。
試しに壁に張る予定の大理石を置いてみます。
ほぼ完成形が見えて来ました! でもちょっとしっくり来ません。
なんどもアクリル板を外したり、取り付けたりしてどっちがいいか比較。アクリル板が付くことで、キッチンのサイズが大きく見え、部屋の広さに合わない感じがしました。アクリル板は外すことに。
大理石はサンプルを取り寄せて確認もしていたのですが、実際に納品されたものは模様が強く、色も薄く、イメージに合いませんでした。
大理石も貼らないことに。
最後に照明器具を電気屋さんに取り付けてもらって完成しました!
照明の一つが海外からの取り寄せだったので、設計から完成まで、結局8ヶ月を要しました。
苦労しましたが、設計が終わった後に作った模型が、現実になった時、
自分が模型の中に存在してるような不思議な感覚になり『ワォー』っと感動のおたけびをあげました。
いままでに感じた事のない感動でした。おもしろかったです。
また今後、どんなキッチンになったのかもう少しだけ詳しく書きたいと思います。
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