空間デザインの中村です。
今回はフロアコーティングの施工について記事を書いていきます。
フロアコーティングはその名の通り、床材を保護するコーティング材のことです。
半年に1回塗り直しが必要なワックスとは違い、耐久性の高い保護材です。
その耐久性は10年を超えると言われています。
ではどのように施工をしていくのか…。
大変そうなイメージがあるかもしれませんが、ご自分でもフロアコーティングを施工することができます。
今回は新築の現場をコーティングしました。
まずはフローリングの施工時に付いているボンド、汚れを取ります。
上記写真のようなアルコールを塗布することで、ボンドや汚れが浮き上がり取れやすくなります。
ニオイが強烈でした…。
場合によっては、汚れを削り取ったりもします。
その後フロア全体を綺麗にするため、掃除機をかけます。
フロアコーティング剤を塗り、固まってしまうと、ほこりが取れなくなってしまうので、しっかり綺麗にします。
その後フロアコーティングを塗っていきます。
塗り方はワイパー(クイックルワイパーに似ている)にフロアコーティング剤を染みこませ、フロアに塗っていきます。
注意点としては、しっかりと全体に塗っていくことです。
塗った場所には光沢が出るので、塗り残しは目立ってしまいます。
塗りムラは馴染むので、気にしなくても大丈夫。
ただ塗った後を踏まないように、塗る順番も考えないといけません。
少し見にくいかもしれませんが、右が塗る前、左が塗ったあとです。
光沢が出ていますね。
これはまだ光沢が少ない塗料で、もっとピカピカ、ツヤツヤになるものもあります。
塗り終わったらしっかりと乾燥させます。
乾燥時間は、約2日間程度。それまでは家に入らないことをお勧めします。
人によっては塗り終わりの匂いが気になるそうです。(私はそれほど気になりませんでしたが…。)
乾燥すれば完成です!
一度塗ると10年以上の耐久年数があり、清掃性が向上すると言われています。