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イエナカプロ

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全 1 話

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last update : 2014.9.20 施工

玄関土間のタイル施工方法

空間デザインの森田です。

タイルの施工方法は、施工箇所や素材によって違います。

今回は、玄関土間のタイル施工手順についてです。

玄関土間(下はコンクリート)に、バサモルタルを広げ、下地を作っていきます。

※バサモルタル…通常のモルタルよりも水分を少なくしたもの。

タイルが貼れるように、コテで水平にならしていきます。

とても綺麗です。さすがプロ。

次に、どう貼れば収まりがよいか、タイルの配置を考えます。(これをタイル割りといいます。)

平らにならしたバサモルの上に乗る場合は、足元にベニヤ板やタイルなどの板材を敷きます。
すると体重が面で分散されるので、バサモルが凸凹になりません。
直接踏むと恐ろしい結果に・・・

一旦タイルを外して、モルタルを下地に塗ります。

これが接着剤となり、下地とタイルをくっつける役割を果たします。

モルタルが乾いてしまわないうちに、ゴムハンマーを使ってタイルを貼ります。

このように壁に凹凸がある場合は…

その凹凸に合わせてタイルをカットします。

貼り終わりました!

巾木を貼ります。
巾木はモルタルではなく、接着剤で貼ります。

仕上がりまでもうすぐ。

次は目地を詰めます。タイルの上から大胆に塗りこみます。

はみ出た目地を拭き取ります。

水を含ませたスポンジで拭くと、綺麗に目地材が拭き取れます。

完成です!

貼りたてのタイルの上は踏まないように注意が必要です。

施工後、タイルの上を歩く場合は、目地の上を踏まないように。タイルの上に板が置かれている場合は、その上を歩きます。
乾いていない目地の上を直接踏むと、目地にひび割れが生じてしまいます。

2014年 9月 14日

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