ウィル空間デザインの森田です。
クロスの継ぎ目が目立ってきた、物をぶつけてクロスが少しめくれてしまった…。
そんな時、家庭でもできる補修方法をご紹介します。
継ぎ目が目立ったクロス。
クロスは季節による温湿度の変化で伸び縮みします。そのため、冬場になるとクロスの継ぎ目が目立つことがあります。
その場合は、①クロスの色に合わせたボンドコークで隙間を埋める。
②(壁紙が白の場合)白チョークで隙間を埋める。という2つの補修方法があります。
今回は①のボンドコークで補修します。
ボンドをクロスの裏側に付け、ローラーでならします。
この時、はみ出したボンドは濡れた布でふき取りますが、ふき取るときに広く伸ばさないようにするのがポイントです!
広く伸ばしてしまうと、光の当たり具合によって色の違いが目立ってしまったり、静電気でほこりが付きやすくなってしまいます。
補修後。
どこに継ぎ目があったか、わからなくなりました。
②は、黒板に文字を書く、あのチョークの粉で隙間を埋めるという方法です。(壁紙が白い場合に限られます。)
クロスの隙間が広い場合など、ボンドコークで埋めると目立ってしまうときにチョークを使えば目立たなくなります。
方法は簡単。クロスの隙間に沿ってチョークを動かし、線を書くだけ。
線状の隙間に有効です。
強く動かすと、余計に隙間が空いてしまうので注意が必要。
ノリやボンドなどを使わずに、ただ粉を乗せているだけなので時間が経てば落ちてきますが、違和感なく隙間を埋めることができます。
次に、何かをぶつけてしまって、一部クロスがめくれてしまった場合ですが、
同様に、少しめくれたところにボンドを付けて…
ローラーで抑えます。
こちらもほとんどわからなくなりました。
ちなみにこれがローラー。
ホームセンターなどで500円前後で購入できます。
これをボンドをつけたクロスの上で転がすと、クロスがぴったりくっつきます。