ウィル空間デザイン 羽根渕です。
今回は巾木のしまい方についてご紹介します。
巾木は、壁と床の取り合いのところに施工し、クロスが剥がれたり、汚れたりするのを防ぐ役割があります。
和室との取り合いで、巾木が必要な部分と不要な部分が隣接していました。
写真のようにコーナー部分で巾木をストップすると、小口が見えてしまいます。
また今回は無垢フローリングを加工した巾木ですので、実(サネ)と呼ばれる溝が見えています。
見栄えもよくありませんが、角張っているため足や物をぶつけやすく危険です。
そこで、「三角止め」という方法でこの問題を解決。
上記の巾木を写真奥に向けて斜めにカットし、同じ素材で新しく三角形の巾木を作り、カットした部分に取り付けています。
アップにするとこんな感じです。
三角止めは簡単な方法ですが、見えていた溝が隠れ、きれいにコーナーを収めることができます。