ウィル空間デザインの羽根渕です。
今回はソフト巾木の施工方法についてです。
ソフト巾木は主に、床面にクッションフロアやフロアタイル、じゅうたんなどを貼った場所に施工します。役割としては部屋をすっきり見せること、また掃除機から壁を保護することなどです。
施工は道具さえ揃えれば比較的簡単ですので、DIYも可能です。
床仕上げ材用接着材
まず、ソフト巾木を施工する壁の長さに合わせてカッターで切ります。
ソフト巾木は壁に貼りますが、使用するボンドは床仕上げ材用接着材。両面接着材なのでソフト巾木と壁面の両方に塗る必要があります。
ボンドを塗るために厚紙などの上にボンドを広げます。このボンドは乾いてから貼りつけるボンドなので、先端が凹凸になった櫛目ヘラを使います。
ボンドを均等に、隙間なく塗るため、巾木を横にして上から下、上から下・・と塗っていきます。先端が凹凸になっている櫛目ヘラを使うため、このように波打った模様になります。先端がまっすぐなヘラでも塗れますが、乾きの早い櫛目ヘラを使用します。
今度は壁面にもボンドを塗っていきます。この時、ボンドがソフト巾木からはみ出さないように小さなヘラを使います。
ボンドが乾いたらソフト巾木を貼ります。ずれないように慎重に貼っていきます。
最後に鉄のローラーでしっかりと圧着します。
こうしてソフト巾木が貼られていきます。
多くの場合、巾木の色は、クロスの色か床材の色に合わせますが、全く違う色を使うことで、インテリアのテイストを大きく変えることもできます。ぜひチャレンジしてみて下さい。