6月21日にきよさんのご自宅にお伺いしてきました!
約5年前にキッチンだったこの場所を和室にリノベーション。
奥様のご要望で、リビング・ダイニングから離れた位置に配置された和室。モダンで、落ち着ける空間になっていました。
ポイントは猫間障子と紫の琉球風畳です。
もともとキッチンだったこの場所を和室にリノベーション。サンルームと続き間になっており、吊押入の下には光や風を室内に取り込める小窓があります。
夕日のようなオレンジ色のまん丸な照明は、きよさんの実家の廊下で使っていたライト。先日取り付けたばかりだそうです。また、和テーブルは、奥様のお祖母様が使っていたものだそうです。
和室の奥には洗面室・浴室があります。
静けさとくつろぎを感じる空間。取材でなければ、思わずごろんと横になっていたことでしょう・・!
和室といえば畳!畳といえば緑色!のイメージがありましたが、きよさんのお宅では紫色の琉球風畳が使われていました・・!
きよさんと奥様が畳のカタログを見たときに「これ!」と二人同時に指差したのがこの紫色の畳だったそうです。(TTN社カラー畳 色:ブルーバイオレット)
左の壁に飾っている書は、きよさんのお母様の作品だそうです。
(注:少し前の写真です)
直感的に決めた紫色の畳。続き間のサンルームから和室を見ると、サンルームの土間と和室の畳の色が調和し、空間に一体感があります。
琉球風畳は畳縁(たたみべり)が無いのが特徴。畳の目を交互に敷く『市松敷き』にすれば、写真のようにアクセントが出てモダンな雰囲気に。
和室とサンルームの間にある障子は下にガラスが入っており、この家にあった物を再利用しています。
ちなみに、ガラスが入っている障子はどれも『雪見障子』だと思っていましたが、調べてみると『雪見障子』は関東地方の呼び方で、その他の地方では『大額障子』と呼び、
きよさん宅で使われているガラス部分の障子を開閉できる物は『猫間障子』と呼ぶそうです。
最新機種がどんどん市場に出まわり、欲しい物も割と簡単に入手できる現代に、リノベーション前から使われていた物や、きよさんの実家にあった物、奥様のおばあさま宅にあった物、アンティークショップで購入されたレトロな品を使うきよさんご夫婦。
「新しいピカピカの物もいいけど、丁寧に、大切に使われてきた物が持つ魅力を大切にしたい」というご夫婦の気持ちが、和室だけでなくこの家全体から感じられました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...