ヒビヤスさんのご自宅にお伺いしてきました!
今回は1階にある、船室をイメージしたサンルームをレポートします。
何故、船室のような雰囲気になっているのか…それは、リノベーションの打ち合わせの際に出た【例え話】に由来がありました。
サンルームはウッドデッキとゆったりとした庭に面しています。
このサンルームは多目的室。
家の外でもなく、中でもない…どちらとしても使えるような、そんな曖昧な空間をイメージされたとか。
元々は離れが欲しかったとのことですが、建築基準法の関係で難しいことがわかったため、家に沿わせる形でサンルームを作ることに。
1階部分は主に、ローズウッドカラーの床と扉でまとめられていますが、このサンルーム内だけは、白いサッシと壁・天井と、グレーのタイルの床。
構造的には一体化しており、離れではないけれど、テイストを変えることで、まるで別の建物、離れであるかのような印象を受けます。
1階の廊下からも見える、船舶用の窓がアクセントになっています。
何故ここに船舶用の窓が?
このお住まいに初めて訪れた際、道路側からは見えなかった広い庭に驚かれ、そして、道路側からではなく「庭から愛でる家」だと思われたヒビヤスさん。
この庭から見えるところにいる人とコミュニケーションが取れるようにしたい、バラバラで過ごしていたとしてもなんとなく一つでいられるような、そんな家にしたい。
そう思ったヒビヤスさんは、例え話として「ONE PIECE」に出てくる「サウザンドサニー号」という船の話をしたそうです。
甲板にいる主人公が、仲間たちに声を掛けると、色んな所でそれぞれのことをしていても返事をする。
そんなシーンが浮かんだのだとか。
このリノベーションを実施した根本にある、船のイメージ。
それをどこかに残しておこう、そんな思いがあり、サンルームにこの窓が採用されました。
庭にある外部照明も船舶用のものです。
リノベーションから時間が経過しても、サンルームに入ったとき、ウッドデッキにいるとき、庭に出たとき…色々な場面で、ご自宅のリノベーションのルーツを思い出す。
サンルームは、ヒビヤスさんご家族とリノベーション担当者の間の暗号が隠されていました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...