鏡(ミラー)の映り込み効果を利用した空間演出方法についてご紹介します。
マンションによくあるエントランスホールは、廊下の幅と変わらない限られたスペース。
間仕切りを撤去して、空間を広げることができれば良いのですが、建築構造的な制約でどうしてもそれができないことも…。
そんな場合には、『ミラー』が有効。鏡の映り込み効果を利用して、視覚的な広がりを創り出すことができます。
実際の広さは変わりませんが、視覚的には2倍の広さに。圧迫感が解消されるだけでなく、トリックアート的な面白さもあります。
また、水廻り空間に設置する洗面カウンターをミラーに写り込ませることで、カウンターを倍の長さに見せることも可能。
姿見としても利用できるので便利です。
ミラーに対して映し込む対象物(玄関の場合は、壁、上の写真の場合は窓やカウンター)を垂直に設置することがポイント。
広いスペースを確保できない場合に特に効果的です。