Cyomoさんの洗面室についてのレポートです。
印象的な赤い扉を開けると、足場板で造作された洗面台が特徴の洗面室があります。
リノベーション後の洗面室
洗面室のBefore図面
洗面室にはゆとりがありましたが、在来工法の浴室は狭く(1016サイズ程度)、足が伸ばせない窮屈な浴槽でした。
洗面室のAfter図面
浴室を拡張し、一坪サイズに。その分洗面室は狭くなりますが、向かって右側の和室の押し入れを半分潰して、洗濯機置き場を確保しています。
リノベーション前の洗面室
窓を塞がないように、洗面台と鏡を設置していたため、洗面台の前に立つスペースが非常に狭くなっていました。
施工中の様子(洗面室)
浴室を拡張するにあたり、窓は塞ぐことに。
壁面、カウンター、棚板を足場板で造作。
使用した足場板はWOODPROの『ASHIBA 杉足場板(古材) 5-(1×1/2)』。
古材の足場板の中でも、「ラフ過ぎないもの」を選んでいます。
この足場板は厚みが15mm。
壁面に貼るにはちょうどいい厚みですが、カウンターとして使用するにはやや薄いため、カウンター裏に補強を入れています。(カウンターの一般的な厚みは20㎜~30㎜です。)
壁面に貼った足場板は白く、カウンター部分の足場板は濃いブラウンに塗装。
「シャビー感を出したかった」という壁面の塗装は、かなりこだわったのだとか。
普通に刷毛で塗ると、折角の木目がつぶれてしまう。そこで、刷毛を素早く動かして塗ってみたものの、イメージと違う…。
最終的には、まずペンキを刷毛できっちり塗り、すぐに雑巾でゴシゴシ拭き取る、という方法で思い描いていたシャビー感が出たそう。
(塗料の種類によっては、塗料を拭きとった雑巾を一箇所にまとめて置いておくと、発火する恐れがあるため、自身で行うには注意が必要です。)
設置したシンク、シンク台、水栓、鏡、照明…全て施主支給したものです。
シンクは単体でも使える商品ですが、カウンターを付けたことで物を置くことができ、より使いやすくなっています。
床はテラコッタ調のクッションフロア。
素材感のある足場板やタイルシンクを使うことで、温かみのある空間となっています。
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