脱衣所との仕切りを設けた『5人家族の洗面室』

cueさんの洗面室についてのレポートです。

cueさん家族は5人家族。洗面室には家族数に配慮した工夫がありました。

リノベーション後の洗面室

リノベーション前の図面

元々横が2,680mm、縦が2,000mmと広い洗面室でした。

リノベーション後の図面

横幅はそのままに、縦を一部拡張。洗濯機置き場と収納の分、スペースが広くなりました。洗濯機の上には、cueさんが導入したかった乾燥機を設置。

また、リビングから直接入る配置だったトイレを、洗面室から入るように変更しています。

それに合わせて、洗面室の中に仕切りを設けて、脱衣所を確保。
お互いに気を遣うことなく、入浴、洗顔、トイレへの出入りも可能です。

洗面室のBeforeの様子

以前は広い一つのスペースでしたが、生活感が出やすいのがネックでした。

リノベーション後の洗面室

cueさんが以前から使用していたコンソールテーブルをダブルボウルの洗面台に用途変更。

浴室の扉は中が見えにくく、インテリアとも調和する木質調面材利用の片引き戸。（LIXILのもの。カラーはクリエラスク）

洗面室の中にもう一つ、施錠可能な仕切りの扉があり、ここを閉めると手前は洗面スペース、奥は脱衣所に。

また、脱衣所の仕切りを閉めると洗面室に窓がなくなってしまうため、洗面室と脱衣所の間の壁に、室内窓を取り付けています。（写真中央）古材屋さん（丸嘉）で見つけて来られたものだとか。

この脱衣所の仕切りの扉は、ここまで壁に引きこむことができるので、開けていても邪魔になることはありません。

洗面室の扉と、その上部にもFIX窓がはめ込まれており、リビングからの光が入ります。
左側はトイレの扉ですが、引き戸のため、開けた時に誰かにぶつかることもなく安心です。

家族が多いと準備時間が重なったり、動線が交錯したりと水周りは混雑しがち。毎日のことだからこそ、プランニングの際にはしっかりと考えておきたいものです。