ewanmickyさんのキッチンのレポートです。
壁沿いに全長4メートルも伸びる大きなキッチン。壁一面の端から端までがキッチンスペースです。
対面式ではなく、壁に向かって作業する壁付けタイプですが、他の空間との繋がりを感じさせ、空間を広く見せる工夫があります。
ewanmickyさんのキッチンスペースは、壁の端から端まであり、キッチンだけで全長4メートル。
左手奥にもキッチンと同じ仕様の収納があり、食器棚やカップボードを置かなくても十分な収納量です。
建坪9坪の住まいで、かなりのスペースを占めているように感じますが、通路の役割も果たしています。
ちょうど1階から2階への階段を上るとキッチンの中央へ到着。写真左側にダイニングスペースがあります。
特徴的なのはキッチンの大きさだけではなく、通常であればキッチンパネルが張られる場所を鏡張りにしている点。
4メートルのキッチンのうち、一部は窓、その他は全て鏡張りになっています。
よく見ると、鏡の上下には黒い縁取りが。これは、窓枠と同じ幅につけられており、窓と鏡が違和感なくひと続きに見えるように、との工夫。この部分がないと、窓が鏡よりも目立ってしまい、すっきりと見えません。
鏡の効果で空間を広く見せることはもちろん、ダイニングやリビングの様子が鏡に映るので、作業をしながら子供たちの様子を見守ることも可能。子どもたちもお母さんの姿が見えるので安心です。
奥様はキッチンの収納にメイク道具を入れて、ちょっとした作業の合間にお化粧直しが出来るようにしているのだとか。鏡張りのキッチンならではです。
キッチンの吊り戸棚は、そのまま上へと伸び、リビング部分と、床・壁がすのこ状になったスペースで繋がっています。
このスペースとキッチンの間には…
このようにリビングスペースへお茶や料理が受け渡しできるスペースも存在します。
「住んでから気付いた思わぬ『近道動線』です(笑)」と奥様。
2階の壁に沿うように設計されているewanmickyさんのキッチンスペース。
一見すると、細長く奥まった位置にありますが、対面式でなくとも開放感や家族との一体感を感じられるスペースです。