梁に当たって落ちる光りが印象的なトイレ

H＆Iさんのトイレのレポートです。

コンクリートの天井と梁で安藤忠雄作品をイメージ。天井に設置した照明から梁に当たって漏れる光が印象的なトイレです。

安藤忠雄の作品が好きだというH&Iさん。

安藤忠雄作品をイメージし、天井と梁はコンクリートが見える状態にしています。また壁は他の部屋と同様にポーターズペイントで、自らの手で塗装しています。グレージュで落ち着いた印象です。

Before図面（トイレ）

トイレに向かって横から入る配置でした。

After図面（トイレ）

トイレの大きさを少し拡張。入口もトイレの正面に変更しています。

タンクレストイレにするかどうか迷ったそうですが、トイレは十分な広さがあったため、タンクありを選択。（アメージュZ シャワートイレ）

間接照明とグレージュの壁、グレーの床が上手く調和して、落ち着いた雰囲気です。

ペーパーホルダーは、H&Iさんが好きな店大阪府箕面市にあるSQUARE（スクエア）のオリジナルペーパーホルダー。リビングに使用したのと同じオーク素材（無垢材）をセレクト。

トイレ内には梁が通っており、普通ジャマな存在。しかし、梁部分をコンクリートが見える状態にし、天井の隙間に照明を設置することで、この梁が、オブジェの様にも見えます。壁と梁の質感の違い。梁に遮られ、斜めに下りてくる光線が、この空間に変化、面白さを生み出しています。