H&Iさんの洗面室とトイレの扉についてのレポートです。
どちらの扉も、建物の強度を高める為に、床の下地や壁の下地として使われることが多い「構造用合板」。普段は見えない場所に使われますが、実は木目や表情に面白さがあります。それを活かすため扉は、クリア塗装で仕上げています。
玄関に入って真正面に並ぶ2つの扉。左側が洗面室、右側がトイレの扉です。
梁の下にトイレの扉を持ってくることになったので、トイレの扉は、少し低め。
洗面室の扉とトイレの扉の高さを揃えるかどうか悩んだそうですが、「身長が高いので洗面室のドアは高くすることにしました」とH&Iさん。扉の幅は同じ750mm。しかし高さが違うことで幅も違って見えます。
扉枠も本体と同じく構造用合板で。積層になった断面が見えています。
レバーハンドルは共通のもの。南部鉄製(メーカー:ユニオン、品番:UL448-001S-L)で、表面に細かい凹凸があるマットな質感。トイレの表示錠は、大阪府和泉市に実店舗があるマテリオドロッグリのものです。(表示鍵 黒焼付 del4)
左右の扉で模様の出方が全く違うのが面白いところ。
コンクリートを露出させた天井、コンジット管、H&Iさん夫婦が自ら塗装した壁面、モルタルの土間、斜めに張ったオーク材のフローリング…。玄関を形づくるパーツの中でも存在感のある扉。高さや模様が違うことで空間に動きが生まれています。
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