チェッカーガラスの2枚連動扉

H&Iさんのリビングドアのレポートです。

玄関とリビングの間にある扉は、2枚が連動して開きます。全て開けると開口は扉2枚分。リビングと玄関を、つなぐ役割も果たす扉です。

玄関とリビングの間には、大きな扉があります。雑誌で見かけた扉が気に入り、リノベーション当初からこの2枚連動式の扉を使いたかったH&Iさん。そのイメージを元にリビングドアをオーダーメイドしています。

扉1枚の大きさは幅900mm×高さ2000mm。大きな扉ですが、扉の約4分の3にガラスを使っている為、圧迫感がありません。

扉を開ければ、リビングと玄関がつながります。開口部は幅1700mm×高さ2000mm。

真正面から見ると、向かって右からリビングドア、白いウォークインクロゼットのドア、子ども部屋のドア…と3つ並んだ扉が、奥行きを感じさせます。

ガラスはチェッカーガラスをセレクト。向こう側の光や気配を感じることができます。

扉はシナ材に木目が出るように塗装しています。「色は紺色で」と決めていたH&Iさん。現地で職人さんに調色してもらった色の中から選んだのは、黒に近い紺色。

玄関のアクセントカラーの役割も果たす濃紺の扉。大きなガラスが、中の人の気配や光りを玄関に呼込みます。開けると扉2枚分の開口部があらわれ、リビングと玄関をつないでくれます。

扉ひとつでも、こだわれば、これだけの機能を持たせることができ、多くの効果を得られます。