nipperさんの洋室についてのレポートです。
1階にある寝室には、書斎コーナーが設けられています。この部分は増築した場所。
nipperさんによると、「この部分は宙に浮いている」そうです。
nipperさんの寝室。書斎コーナーがあります(写真右)。ここはリノベーションの際に拡張した部分です。
施工中の様子
拡張する出幅が短いこともあり、基礎は作らずに大引きを延長する形で増築したそう。「大引」とは一戸建ての1階の床を支える重要な材です。
簡単な断面図。
基礎を作らず、大引を延長してスペースを拡張。基礎がないため「宙に浮いている」わけです。
上記の図面はnipperさんが自らイラストレーター(グラフィックデザインソフト)で作成したリノベーションプラン図です。グレーの部分が大引を延長して増築した場所。出幅は600mm。拡張した部分には2階からの柱を通さず、荷重がかからないようにした上で、増築したのだとか。
正面の窓がある部分が書斎コーナー。左側下部は外に室外機を設置するため手前に窪ませています。
書斎コーナーのカウンターが設置されました。左側上部は収納とエアコンスペースです。
完成直後の様子
カウンターとブラケットライトが設置され、書斎コーナーが完成。
向かって左側の収納スペースには足場板で扉を設置。4枚並んでいます。実際に開閉するのは上の部分(右側のカウンターより上の部分)だけです。
600mm広がるだけでも大きな効果が得られます。