nipperさんのクロゼットについてのレポートです。
自邸を自ら設計・デザインし、リノベーションを行ったnipperさん。クロゼットのドアには白く塗装した足場板を使用しています。
寝室のクロゼットは、ほぼ壁一面を占める大きなもの。クロゼットドアの材料は足場板。白く塗装し使用しているため、古材の風合いを出しながらも、圧迫感がありません。
加工前の足場材。これをクロゼットの大きさに合わせてカット。2枚を1セットにして1枚の扉にしています。
透けることなく、真っ白に塗られていますが、足場板の質感はしっかり感じられます。
施工直後の写真
3箇所から開けることができます。クロゼットのドアは合計6枚あり、蝶番で繋いでいます。(左側が2枚、右側が4枚です。)
取手を引いて、山折りになる部分には真鍮カラーの蝶番が使われており、谷折りになる部分には飾りつきの蝶番が使われています。
ベージュとゴールドの組み合わせの飾り付き蝶番。扉を閉じると縦に3つ並び、真っ白な扉のアクセントになっています。
足場板を、離れて見ると木目が見えないくらいに白く塗装することで、独自の素材感・味わいを残しながらも、白基調の部屋にうまく馴染ませています。またダウンライトをクロゼットの上部手前に設置。クロゼット内を照らしつつ、足場板の質感を引き出しています。