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レイコさん

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和室

ざいもく屋の地袋

全 1 話
13年6ヶ月使用中
和室にあるアイテム
  • 障子
  • 地袋
  • 天袋

全 1 話

last update : 2015.12.16 施工

地袋板・地板

うれしい

 和室には床の間は設けていないが、その代わりにクスノキを使った地袋を設け、地袋板(地袋の天板)の上にちょっとしたものを飾ることのできるスペースを設けた。地板(地袋と畳の間の床板)についてもクスノキを使用し、地袋板のクスノキと共に、購入先はざいもく屋さん。
 クスノキというと樟脳として知られているように独特の匂いがあり、その匂いがあまり好みではなかったし、クスノキの無垢板の木目を見ても、ぼやけた感じがして、今まであまりいい印象がなかった。なので、和室の地袋板及び地板にクスノキを使うと決めたのは私ではない、大工さんだ。
 実は、2010年8月21日にざいもく屋さんに行って木材を選定している時に、大工さんから、和室の地袋板には無垢材の一枚板を使用してはどうか、という提案があったのだ。和室の地袋板は私も無垢一枚板の使用までは考えていなかった箇所で、同行していた設計者と私たち夫婦は無垢板を張り合わせたものでもいいと言ったのだが、大工さんは一枚板にかなりこだわっていた。やっぱり、大工さんとしても、自分が工事をする現場に対する色々な思い入れがあって、大工として納得のいくものに仕上たいという思いがあるんだろうなぁと勝手に思ってしまった。もしそうであれば、大変ありがたいことだし、いい大工さんと巡り会えたなと思う。
 話が逸れてしまったが、そんな経緯があり、この地袋板については、(ざいもく屋さんで私たちが選定することなく)大工さんにお任せしたので、材質から形状に至るまで、現場に実物が搬入されるまで私たちはどんな板が使われるかを知らなかった。結果、材質はクスノキで、立派なというよりは落ち着いた感じ、それでいて主張はするといった感じのスペースができあがった。

2010年9月13日、現場に搬入されて初めて目にしたクスノキの一枚板(地袋板)。
写真下の方に少し断面が見えているが、鴨居溝が切られている。

2010年9月18日の様子。
なかなか落ち着いた感じの板で、和室には適しているように思う。
写真下部の養生シートの下に隠れている部分(地板)にもクスノキの無垢材が使用されている。

養生が外され、襖も入った地袋。和室っぽく仕上がった。

地板の拡大写真。クスノキもなかなか、悪くない。

アイテムを使い始めた日 2010年 10月

ざいもく屋の押入 押入の施工

ブランド:
ざいもく屋
重量:
施工・購入:
株式会社八清
2010年 10月 1日

ざいもく屋

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