この本棚は、じつは和室入口の襖戸。
本物の本棚ではなく、本棚柄の壁紙(フランス・KOZIELのBibliotheque)を扉に貼っています。
和室には入口が2箇所あり、こちら側は使わないことにしたそうです。
本棚柄の壁紙は、オシャレさと本当にそこに本棚があるように感じるトリックアート的な面白さがあります。
壁一面に貼るだけで十分にリアルですが、あきらさんはもう一工夫しています。
その一つは、襖戸に貼ったこと。建具の枠がちょうど本棚の枠のように見えます。
もう一つは、上からレースのカーテンを吊るしていること。本棚の埃除けの様に見え、カーテン越しの本棚は、より本物らしく見えます。
右側の部屋に少しだけ襖が見えています。
こうして見ると「なるほど!」なのですが、真正面から見ると扉に張っているとはわかりません。
空間に奥行きを感じられ、広く見えるのも面白いところ。
ちょっとした工夫で、日常が楽しくなります。
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