新築マンションに引越しすることを決めてから、少し時間があったので、この機会にベッドをなんとかしたいと思いました。
ベッドはカリモク製で、10年以上前には気に入って買ったもの。悪くはないけれども、今となってはあまりにも普通すぎて、思い描く作りたい部屋のイメージからかなりかけ離れてしまいました。
かといって、そう簡単に買い替えするには罪悪感があり、どうにかならないかと思案していました。
ここは思い切ってDIYか、いやいや大変すぎてきっと無理・・2台もあるし、途中で止められない・・
はたまた布で隠して、イメージチェンジしようか・・。
いろいろ考えて、布で隠す作戦でベットスカートを掛けてみたりして、試行錯誤してました。
引越しを決めた勢いで、プロにペイントをお願いできないかしらん?!と思い、家具のリフォームをお願いできるお店をネットで探し始めました。
とりあえず色をホワイトにしたかったのですが、それだけじゃおもしろくないかぁと思ったときに、ふと目にとまったフォトフレーム。。。そう、こんな感じに塗装してもらえたらと思い付きました。
お店のほうは、5件ぐらい可能性がありそうなお店が見つかったので、全部に問い合わせしてみました。そのうち、対応頂けると2箇所から返事があったので、見積り金額が少し安価だったほうお店にお願いすることにしました。
佐々木商会さんという神戸の家具職人さんです。
最初はベットの塗装なんてどんなに大変なんだろう…、きっとベットを運んでもらわないといけないんだ、と思ってたのですが、実際には、かなり分解して外側から見える部分だけを預けて、塗装して頂くということで、運搬自体は思ったほどの大ごとにはならず、なるほどなるほどと感心しきりでした。
また、塗装してもらうことを真剣に考えると、ベッドボードの背が低ずぎて、枕で隠れてしまうことに気がつきました。そこで、せっかくの塗装が見えるように、ベッドボードの背も高く補正してもらうことをお願いしました。
リフォーム完了後のベッドはこちらです↓
塗装にあたっては色を正確にお伝えする必要があり、白くなればよいと思っていた私は、ちょっと戸惑いました。「白にもいろいろあるんだ!」と。
そこで、ダイニングの椅子のくすんだ白を気に入っていることを思い出し、その色に近いトーンを選び、お伝えしました。
その色がグレイッシュホワイトに分類されることを初めて知りました。
リフォームは大正解だったと思います。
愛着のある物のまま、ヴィジュアルが気に入ったものになったのですから。
コスト決して安くはなかったですが、充分価値あったと思っています。
お世話になった家具屋さんには、本当に感謝です。