システムキッチン、レンジフード、ウォールキャビネット(吊戸棚)の取り付け・設置方法についての記事です。
今回はプロによる施工ですが、中にはDIYで取り付け・設置する人もいます。
今回設置するのは、サンワカンパニーのステンレスシステムキッチン「グラッド45」。
ウォールキャビネット・レンジフードもあります。
レンジフード・ウォールキャビネット設置のため、下地を梁に固定します。
梁と下地の間に電線を仕込んでいます。
レンジフードに必要なパーツを取り付けます。
レンジフードの下地は、12㎜以上の合板(または桟木45㎜×100㎜以上)と指定されています。
それ以下だとネジ保持力がなく、使用中に落下してしまうおそれがあるためです。
カバーを取り付けます。
カバー取り付け完了。
レンジフードの右側の天井についている金具は、ダクトを固定するためのものです。
次はウォールキャビネットに移ります。
職人さんが手に持っているのは、ウォールキャビネット取付用固定桟木。
先にこの部材を壁面に取り付けて、ウォールキャビネットを仮設置できるようにします。
図解するとこうなります。
ウォールキャビネットを横から見た図です。
仮設置後。
ブルーの養生シートを巻き込まないように、少しはがしています。
仮設置が完了したら、しっかりとビスで壁に固定します。
今回はダウンライト付きなので、キャビネット内に電気を配線します。(グレーの線がそれです。)
跳ね上げ式の扉を取り付けたら、ウォールキャビネット設置完了。
設置が終われば、養生を忘れずに。
本体は、下から台輪、キャビネット、ワークトップの順番に乗せていきます。
写真はワークトップを調整しているところ。
今回はアイランドタイプのキッチンのため、台輪と床を固定しています。
バックパネルはワークトップの下に挟むように取り付けます。
今回はワークトップの幅が850㎜のカウンタータイプです。
コンロ下に引き出しを入れました。
今回は食洗器を引き出しの下に取り付けるタイプ。
引き出しの上に設置するタイプもあります。
面材もステンレスのため統一感が出ます。
以上がシステムキッチンの取り付け方法です。
搬入から設置まで、なんと約5時間を費やしています。(1人で作業、搬入~設置の費用は約10~20万円)
この後、シンクに給排水管を接続し(水道屋さん)、食洗器に電気配線をし(電気屋さん)、ガス接続(ガス屋さん)を行って完成!
上記の工事(水道・電気・ガス工事)は専門業者に依頼する必要がありますが、キャビネットやレンジフードの設置はDIYでも可能です。
興味のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- ブランド:
- サンワカンパニー
- 品名:
- グラッド45
- 寸法:
- 幅2100mm × 奥行850mm × 高さ800mm
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...