対面キッチンにリノベーション

2007年、壁付けキッチンから対面キッチンへとリノベーションしました。

実はちょっとした苦労もありました。。。

現在の我が家は対面キッチンですが、リノベーション前は壁付タイプのキッチンでした。
スケルトンリフォームで、元の配置から反時計回りに90度回転させています。元々はダイニングだった場所です。
（※図面参照）

対面キッチンにした理由は、単純に、リビングダイニングにいる家族の様子を見ながら料理をしたいというものです。
（妻の希望でした。）

キッチンを移動した結果、キッチンの真上に大きな梁が通る状態に…。
開放感のあるキッチンにしたいと思っていたのと、梁が干渉してしまうので、吊戸棚は設置しませんでした。

こちらが以前の写真。ここから90度キッチンを回転させて、対面キッチンにしています。
和室が現在のダイニングになっています。

元々の間取りはこんな感じです。


実は、対面キッチンにするにあたり、ダイニングの広さは十分確保できたのですが、
《キッチン、通路、洋室》の横の幅（下図、赤い矢印部分）がスペース的に厳しく、
キッチンを大きくすると廊下と洋室が狭くなり、洋室を広げると廊下とキッチンが狭くなり...という状況でした。

また、キッチンを大きくしすぎると、廊下からリビングスペースへ行くのに一度キッチンを避けて
クランク状に曲がらねばならず、動線が悪くなってしまうというジレンマもありました。

バランスと優先順位を考えて、使用頻度の少ない子ども部屋予定の洋室を2.3m×3m（約4.3帖）に設定。
ベッドと机とキャビネットを置けるギリギリのサイズです。

それによって、通路の幅を1m、キッチンの幅を1.95m確保することに成功。

使い勝手は良好です。家事をしながら家族と会話を楽しむこともできていますし、子供の遊ぶ様子も見えて妻も安心しているようです。