リフォームの開始当初、塗装はすべて自分たちでやろうと思っていました。しかしあまりにも過酷で断念…。
せめて室内ドアの塗装だけでも頑張ることにしました。
もう35年以上は使われている室内ドア3枚。このドアは化粧シートではなく、塗装仕上げです。
塗り替えの流れ
1.ドアの取り外し
2.凹みのパテ埋め。
3.やすりがけ
4.拭き取り
5.下塗り(シーラー)
6.塗装(2度塗り)
7.ドアの取付け
8.ドアハンドルの調整
ドアハンドルは外した方が塗装はやりやすいと思いますが、
養生で済ませ、ドアの取付けと調整は建具屋さんにお願いしました。
ドアを取り外し、凹みはパテで埋めました。(室内ドアの中央、白い部分がパテ埋めした箇所)
パテ埋めをした後、塗料が乗りやすいように全体をやすりがけしました。
ルーバー部分や凹凸のある部分は、紙やすりで。結構ほこりが出るので、マスクは必須です。
やすりがけの後、粉状になった塗料や汚れをマイクロファイバーの雑巾で拭き取りました。
(今回のリフォームでは、この雑巾が埃などの拭き取りにとても役立ちました。)
水性のシーラーを用意。(日本ペイント製の水性カチオンシーラー)
シーラーを塗ることで、仕上げの塗料がよく付くようになり、吸い込みによる塗料の無駄も大幅に減ります。
この下準備は、仕上がりの美しさに表れるので手間を惜しまずにがんばりました。
シーラーを、ローラーと刷毛を使って室内ドア全体に塗装。
仕上げの塗料には壁と同色のファローアンドボールの白を使用しました。
平らな面はローラーで塗りました。平らな部分は簡単にきれいに仕上がります!
でもルーバー部分は刷毛で一枚一枚塗る必要があり、とても根気がいる作業です…。
扉の4分の1ぐらいまで1回目の塗装が終わった所。塗装が終わった場所にムラ、刷毛あとがあるのがわかります。二度塗りは必須です。
ハンドルの養生。(大雑把に養生をした為、ハンドルに塗料が付いてしまって、後で取るのがたいへんでした。。)
室内ドア3枚の二度塗りまでの工程が終わりました。
ドアの取り付けは、今回のリフォームで建具を制作していただいた建具屋さんが取り付けてくださいました。
合わせてハンドルのゆるみの調整もやっていただきました。
完成です。このルーバーの室内ドア、古さがいい味になりました。
廊下の壁も同じファローアンドボールで仕上げています。
外側と内側で色差を作り別の建物が内側にあるように見せたかったので、玄関を入って内側(写真左)の壁は薄いピンク。外側の壁(写真左)と室内ドアは、同じ白で仕上げています。
よく見ると多少ムラもありますが、白い色のせいか気になりません。
壁の塗装については、また他の記事に書きたいと思います。