大きなラグとシェルフで空間にメリハリをつけた広いリビング

joe porterさんのご自宅にお伺いしてきました！

今回は、大きなラグが敷かれた広くゆったりとしたリビングについてレポートします。

joe porterさんのご自宅は、専有面積100平米超のマンション。
その部屋を1LDKにリノベーションしているため、リビングだけで約17帖ととてもゆったりしています。

広い空間のため、ともすればメリハリのない間延びした空間になってしまいそうですが、そうなっていない理由の一つは、リビングスペースの大部分を占める大きなラグ。

リビングとダイニングをゆるやかに区切っています。

ラグのサイズはかなり大きい、1620mm×3200mm。

そして間延びしない、もう一つの理由は壁面。

リビングスペースのラグを挟んでソファと反対側にある壁面には、2×10材で造作されたシェルフと、構造用合板の扉（左は洗面室、右は書斎）、チェリー材の造作家具があります。

「いろいろな素材を使うことで、コントラストを出したかった」とjoe porterさん。

壁面は白い塗り壁。
そこに素材、色の異なる造作家具や扉、ラグを設置し、広いリビングにメリハリを出しています。


また同じリビングでもゾーンによって、用途が異なっているのも面白いところ。

ラグの上で遊ぶ、ソファでテレビを見る、シェルフの前で本をパラパラめくる…。
家族それぞれが違うことをしていても、リビングという一つの空間に居られる。

joe porterさんのリビングは、いかに広い空間にメリハリをつけるか、いかに家族みんなにとって居心地のよい空間にするか。

そんな工夫が凝らされていました。