家族と共に変化する約17帖の広い寝室

joe porterさんのお住まいにお伺いしてきました！

今回は、広くゆったりした寝室についてレポートします。

joe porterさんのご自宅は専有面積100平米超という非常にゆったりとしたマンション。

その広いスペースを1LDKにリノベーションしてお住まいです。

洋室は約17帖。大きな窓があり、明るく開放感のあるスペースです。

joe porterさんのお住まい作りのテーマの一つは、「通風・採光を確保する」こと。
給排水管や換気ダクトの関係で1LDKになりましたが、本当はワンルームにしてしまいたかったそう。

それでも部屋の中央にあるキッチンと寝室の間の壁に室内窓をつけることによって、
LDKとつながる寝室にしました。
この窓を開けておけば、通風・採光はもちろん、家族の気配も感じることができます。

大きなベッドを置いても、まだまだ余裕たっぷりの寝室。
小さなお子様もいらっしゃる中、個室を作ろうと思わなかった理由は…？

「子供が小さい今は個室は不要。使わない部屋を作ってしまうと、折角の空間が死んでしまうし、風や光も抜けにくくなってしまう…。」
「将来、子供がプライベートスペースを欲しがったときは、そのときに家具やカーテンなどで仕切って個室を作ってもいいかな。」とおっしゃっていました。

固定概念にとらわれて、とりあえず無難な間取りを作ろうとしてしまいがちですが、その時、その時で家族にとって一番良い状態に住まいを変化させていくのも一つ。

日本の昔の家屋は、引き戸を開ければ、全ての部屋を繋げることが出来ました。
壁で区切ってプランを作ることにこだわらず、家具などの配置で区切ったり、必要な時点で壁で区切るなど、もっと自由に、間取りについて考えてもいいのでは。

そんなことを考えさせれるjoe porterさんの広い寝室でした。