アガベさんのご自宅にお伺いしてきました!
今回は、ウレタン塗料の上に漆喰を再塗装した洗面室の扉についてのレポートです。
アガベさんの洗面室には、天井まである背の高い扉が設置されています。
LDK側から見ると、リビングの壁・天井と合わせられた色で塗装されています。
これはウレタン塗料で塗装されているとのこと。
しかし洗面室から見ると、色は鮮やかなからし色。そして凹凸のある表情が印象的でした。
お話をお伺いすると、洗面室の壁・天井と同じ「漆喰」で仕上げられているそう。
(この漆喰は「オンザウォール」というメーカーのもの)
扉はシナ合板で造作されたもの。
元々は表と裏で、それぞれ面する部屋の壁面と色を合わせたウレタン塗料で塗装の予定でした。
リビング・洗面室ともに、壁面は漆喰。
その色味はウレタン塗料で出すのは難しいようで、リビング側は問題なかったものの、洗面室側は思っていたよりも黄みの強い仕上がりになっていたそうです。
そこでアガベさんは再塗装を依頼。
リノベーション担当者との間で、ウレタン塗料ではなく、壁面と同じ漆喰を塗ってみようとなったとか。
うまく扉に漆喰が乗るかという心配はあったそうですが、塗膜の付着性を高めるプライマーを塗装したことで、壁面と同じように塗ることができたそうです。
同様に、トイレ内の収納の扉も漆喰仕上げで。
側面も塗装され、周囲とうまく馴染みました。