ラディー75が映える洗面スペース

団地をリノベーションしたUKKYさんの洗面スペースのレポートです。このスペースはサンワカンパニーのラディー75が主役。ややレトロな雰囲気が残る空間を上手くまとめています。

リノベーション後の洗面スペース

団地によくある配置の水まわりスペース。
全ての水回りに窓があるのが魅力です。

ここに、イタリア人建築家ルイジ・ヴェラーティデザインの洗面ボウル「ラディー75」を設置。
物入だったところを洗濯機置き場にしています。

リノベーション前の洗面スペース。小さな洗面台がありました。

洗面スペースは、白、シルバー、グレー、黒…と無彩色（モノトーン）で統一。

洗面台の前に窓があるため、横に鏡を設置しています。

窓には、レトロな石目の型板ガラスが。

ラディー75は一見、角の丸い直方体から削り出したようなモダンなデザイン。
しかし、すべての角が面取りされた、やさしい佇まいが、このレトロな雰囲気とうまく調和しています。

壁に直接設置されたアルミダイキャスト製のソケットや裸電球、アイアンのフック、そしてつや消し加工されたアルミ枠で囲まれた鏡…パーツはどれもシンプルでありながら素材感あるものばかりです。

これらのパーツにも、このイタリア製の洗面ボウルは違和感なく馴染んでいます。

デザイナーズアイテムといえば、主張の強いデザインのものが多いですが、ラディー75は、斬新ながらも理にかなったシンプルなデザイン。存在感はありますが、周囲とのバランスが取りやすいすぐれもののアイテムです。

Beforeの物入。（写真左）

この物入を洗濯機置き場に変更。（写真左）

洗濯機の排水経路を確保するため、床面が少し高くなっています。
洗面スペースの手前には玄関ホールがありますが、取り合い部分は斜めにカット。

玄関に入った時に広く感じるように、また、角に足などをぶつけないように配慮されています。