のりすけさんの玄関のレポートです。
「靴を脱ぎ履きするためだけに玄関スペースを確保するのはもったいない」という考えを持っていた のりすけさん夫婦。
夫婦揃って洋服が大好きということで、玄関にフィッティングルームとしての機能を持たせています。
アンティーク扉の収納も印象的です。
リノベーション後の玄関。
玄関扉を開けると、5枚の扉が目の前に並んでいます。
Before図面(玄関)
玄関を入るとすぐ正面には壁がありました。
After図面(玄関)
元洋室の一部も玄関に取り込み、約2.5倍の広さに。ずらっと並んだ5枚の扉はそれぞれ開けることができます。
5枚のうちの4枚は個性豊かなアンティークドア。把手がなく、開閉はプッシュラッチ式(押せば開く仕組み)です。
アンティーク扉を並べるアイディアは、のりすけさんが以前とある家で見たものだそうです。
そこでは同じ高さのアンティーク扉を並べていたとのことですが、「少しアレンジして」高さがバラバラの扉をセレクトしています。
まず一番左の扉は書斎の扉。扉を90度開けると、ちょうど玄関との壁になります。
真ん中の3つはクローゼットの扉、一番右は寝室の扉。一番右の扉は寝室へ続く扉で、4つのアンティーク扉を並べて、残ったスペースに収まるように、この扉だけは新しく作成したものです。
新調した扉には大きなモールガラスを入れ、5つ並んだ扉の上に隙間を空けることで、窓のない玄関の採光を確保しています。
寝室側から見た様子
クロゼットは寝室からもアクセス可能。ハンガーパイプが2本通っています。洋服好きな2人も満足な容量を確保しています。
少し高い位置に取り付けられた棚には帽子を並べ、棚の下にはソファを置く予定。(After図面参照)
照明はダウンライトが4つとペンダントライトが1つ。両方の照明を点ければ、明るい中でコーディネートを確認できます。土間部分を広くとっているので、靴を履いて全身チェックできるのも嬉しいところ。
奥様が「今日はどの服を着ようかな」と玄関で服をコーディネートし、鏡で確認。ソファに座ったのりすけさんが「こっちの方がいいんじゃない?」とアドバイス…。お出かけ前の準備も楽しくなりそうです。
玄関を「ただ靴を履いたり脱いだりする場所」や「単なる通り道」として使うのはもったいないという発想で、洋服好きの2人にぴったりの機能を持つ玄関になっています。
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