のりすけさんのリビングの中央にある壁についてのレポートです。
このマンションは壁式構造。リノベーションで広くしたLDKの中央には、撤去出来なかった壁が残っています。のりすけさんは解体したときのままの凹凸のある壁を、いくつかの工夫でオブジェのように見せています。
リビング入口付近から全体を眺める
真正面にあるのが、撤去できない壁です。
ちょうどリビングの中央付近を横断しています。
キッチン側から見た様子
船舶照明で照らされると壁の表面の凹凸が浮かび上がります。
ダイニング側から
こちらにはライティングレールを設置して、スポットライトを取り付けています。
エアコンの配管が通っていた穴や…
スイッチボックスもそのままに。
この壁面には、ごく薄いグレーのAEP(合成樹脂エマルションペイント)を塗装しています。
それ以外の壁面は真っ白な石目調のクロス(サンゲツ・SP-2338)張りです。
白いクロス張りのフラットな壁が、凹凸のある撤去できなかった壁を引き立たせ、壁をオブジェのように見せています。
また、この壁はリビング、ダイニング、キッチンの各スペースをゆるやかに区切る効果も生み出しています。
撤去できない壁はデメリットに思われがちですが、解体後のそのままの質感を残したり、ライティングを工夫したりすることで、空間の雰囲気を生み出す大切な要素に転換させることができます。
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