穴あけ作業を終えると、次は、クランプで板を固定してネジを締め、巣枠を組んでいく。
この時、乾燥による変形を抑えるため、木裏が外側になるように板を組み合わせていく。
こういった作業は、土間があると、雨の日や寒い日、暑い日でも快適に行うことができる。
※木裏
木の中心に近い方の面。樹皮に近い方の面は「木表」。
クランプでの固定は、最初は戸惑ったが、やっていると少しずつ慣れてくる。
しっかり固定できれば、インパクトドライバーを用いてネジで締めていく。
下穴をあけた個所全て、つまり1つの巣枠につき四隅それぞれ3か所ずつ、合計12本のネジで固定することになる。
我が家で使用しているクランプは、F型クランプ(またはL型クランプとも言われる)で長さ50㎝のもの。
ホームセンターなどで一般的に売られているものを購入した。
使用方法は簡単で、うでの部分(左側)をスライドさせて大まかな位置を決め、固定するものを挟み込んで、
ハンドル部分を回すことで締め付け固定を行っていく。
クランプには他にもC型クランプという種類もあり、より強力に締め付ける必要がある場合に用いられる。
巣箱を作る際の固定程度なら、幅広く使用できるF型クランプで十分である。