ポーレックスセラミック　コーヒーミル

我が家ではコーヒーを飲む時は、その都度豆をミルで挽いてから飲むスタイルだ。
毎日カリタの木製ミルでガリガリやっていて、多少手間と時間はかかるもののそれで別段問題はないのだが、ちょっとした不満が一つ。それは、手持ちのカリタのミルではエスプレッソ用の細かいメッシュに挽けないということ。

一応メッシュ調整用のネジはついているももの、一番細かい設定で挽いてもエスプレッソ用としてはまるでダメ。
いつも通っているコーヒー豆販売店で極細に挽いてもらったものを試してみたが、それでも粗過ぎてクレマがたたず。カルディでも同様。
唯一スターバックスで挽いてもらったものでは綺麗にクレマを出すことができたが、それでは豆の単価が高過ぎる！
結局、ラバッツァのエスプレッソ用の粉をネット通販で購入するという形に落ち着いたものの、できれば豆を自分でその都度挽いて淹れたいという思いはずっとくすぶっていて…そんなときに偶然リサイクルショップで出会ったのがこのポーレックスだった。その場でスマホで検索してみると…どうやらこれでエスプレッソ用にも挽けるとのこと。値段は低下の半額以下の1800円。買うしかない！と勢いで購入。

それまで使っていたミルと比べて…
＜メリット＞
◎メッシュの調整が非常に簡単かつ分かりやすい。木製ミルは調整の都度パーツをバラす必要があったが、これはネジをひねるだけ。そして90°ひねるごとにカチカチと音が鳴るので、どれだけ回したのか分かりやすい
◎豆が非常に細かく、均一に挽ける
◎挽いている最中に豆が飛び出ない
◎丸洗いできるので衛生的
＜デメリット＞
×慣れるまではハンドルを回すのにちょっとコツがいる。
×エスプレッソ用くらい細かく挽く場合には、一杯分10gで2分程ハンドルを回さないといけない

とはいえ、この低価格でエスプレッソ用の豆がきれいに挽けるのは嬉しい。
ペーパードリップ用に挽くときはカリタ、エスプレッソはこっち、というように使い分けている。

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シンプルで潔いデザイン。慣れるまではハンドルを回すのにちょっとコツがいる。

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パーツごとにバラしてみたところ。
ハンドルを外すと非常にコンパクトになるので、登山やアウトドアの際に筒の中に豆を詰めて持っていって現地で挽きたて淹れたてコーヒーを楽しむ人もいるそうな。

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調整ネジ。
エスプレッソ用の場合は一番きつく締めた状態から5クリック、ペーパードリップでは10〜12クリック程度で挽いている。

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上部の筒に豆をセット。
挽いた豆は、下部の筒に落ちてくる。
木製のミルの場合、冬など乾燥する季節には静電気のせいか木製のボックスに挽いた粉が張り付いたりすることもあったが、
ポーレックスはオールステンレス＆セラミックのせいかそういったこともない。

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ちなみに一番細かく挽いた場合。
本当に「粉」という感じで、ツブツブ感は全くない。
たとえて言うなら、ココアパウダーのような滑らかさ。
ただ、これぐらい細かいと我が家のエスプレッソマシーンでは目詰まりしてしまう。