この記事の続き1/3

壁材の記事

レイコさん

記事数 117 参考になった 209

山中油店の塗装

全 3 話
13年9ヶ月使用中
土間にあるアイテム
  • 薪ストーブ
  • マッチ
  • 梁
  • 塗装
  • マッチ

第 1 話

last update : 2016.6.16 DIY
第 1 話

ベンガラ塗料の調合

普通

我が家の中央にある通り土間は、真壁造りで、
壁は白漆喰塗り、柱梁等の木部はベンガラ塗りで仕上げる。

先ずは、建築工事と並行して、木部のベンガラ塗りを自主施工(DIY)する。
建築工事と並行して作業を行うのは、建築工事中は内部足場があり、高所の作業が楽にできるため。

ベンガラ塗りに必要な材料は、ベンガラ・松煙・水。
松煙とは、松を不完全燃焼させてつくった煤を集めた黒色の顔料。
ベンガラとは、酸化鉄を原料とする顔料で、写真手前の赤色のもの。

  • 拡大
松煙墨
松煙墨
  • 拡大
松煙墨とベンガラ
松煙墨とベンガラ

先ずは、ベンガラを調合する。
松煙とベンガラを混ぜ合わせるのだが、
最初は、塗料屋さん、大工さんも顔を寄せて、まだ赤みが強い、
松煙をもう少し入れた方がいい、等と言いながら、調合していく。

土間部分に使用しているゴロンボ(古材のため、元からベンガラが塗られている)と
色が合うように木っ端に試し塗りをしながら調整する。
我が家の場合、主にベンガラを塗る木材は杉なのだが、
杉材の赤身部分はベンガラを塗っても生きる(赤みがかって見える)ので、
塗料自体がなるべく黒っぽくなるように…。
したがってベンガラはごく少量だけ混ぜたつもりだったが、
少量でも思いのほかベンガラはその赤を強く主張する。
一枚目の写真のベンガラの量があれば、一生分あるんじゃないかというぐらいだ。

ちなみに、ベンガラは山中油店で購入したのだが、
店員の方は、ベンガラは町家に使用するものだと思っていたようで、
新築の家でベンガラを塗るという話をすると、驚いていました。
殆んどの需要は町家なんでしょうね。

アイテムの評価 ★★★★★

アイテムを使い始めた日 2010年 7月

ベンガラ塗料 山中油店の壁材 壁材のDIY

ブランド:
山中油店
品名:
荏油
重量:
kg
施工・購入:
山中油店
関連サイト:
http://www.yoil.co.jp/
2010年 7月 1日

壁材の記事

公式Facebookページ いいね!で最新情報をお届け