mamiさんのリビングの壁面についてのレポートです。
モルタルで仕上げたリビングの壁面。配線にはコンジット管を使っています。梁下の高い位置に設置したのは部屋のインテリアと、長押としての実用性も考えてのことだそうです。
リビングの壁面に設置されたコンジット管。コンクリート打ち放しの壁や天井にはよく使われるものですが、mamiさんの場合、特徴的なのはまずその位置。
梁のすぐ下に設置されており、それが真っ直ぐコンセントの位置まで伸びています。
「実は一部、中に線が入っていないところもあるんです」とmamiさん。横に走るコンジット管の内、写真中央に写るボックスより左部分は、実はダミーの管です。
コンジット管の雰囲気に合わせて、コンセント類のカバーはPanasonicの「フルカラー美サイトシリーズ」メタルプレート(シルバーグレー)。
真っ直ぐなコンジット管を曲げて設置するのは電気屋さんの仕事。現場に合わせて、その場で1本1本加工・設置します。特にゆるやかにカーブを描くこの部分は、職人さんの腕の見せ所です。
今は何も掛けられていませんが、S字フックを利用すれば、長押のように服や帽子を掛けたり、ワイヤーを吊るせば、ピクチャーレールのように絵を飾ることも出来ます。
壁のボードを外して、壁や天井のコンクリートを露出させた場合、困るのが簡単にフックやビスなどを止められないこと。コンジット管を壁の上部に走らせることで、何かと便利に使えます。
こちらはPCスペースのコンジット管。カレンダーを引っ掛けて利用中。
お部屋の雰囲気を出す効果もあって、実用性も高いコンジット管の使い方。コンクリート壁を露出させるリノベーションでは、おすすめのアイディアです。
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