「初回のリノベーションの打ち合わせには、家具の写真を持って行ったんです」とグリーンさん。
手持ちの家具に合う、ホテルのような部屋をイメージしてリノベーション。
「想像以上の空間で、部屋にいると癒される」という言葉が印象的でした。
「この部屋は家具ありきで考えたんです。アメリカ製家具なので大きいうえ独特なので、その家具に合うお部屋は難しいのではと思っていました。初回の打ち合わせには、家具の写真を持って行きました。担当者の方が真剣に考えてくれたのが印象的でした。」
広々とした空間には、その家具たちがバランスよく配置されています。
ダークブラウンのどっしりとした家具で統一されていますが、リビングドアを開けたときには、部屋の奥まで視線を遮るものがないため、圧迫感はありません。
「間取りは本当にいろいろ考えましたね。糊付きの付箋に間取り図の縮尺に合わせて家具を描いたんです。何度も貼り直せるので、あーでもないこーでもないとずっとやっていました」
上の写真はそのとき考えたプランのひとつ。最終プランとはキッチンとベッドスペースの位置が逆になっています。
「ゆったりとしたホテルのような空間にしたいと思っていたので、LDKと同じ空間にベッドスペースを設けてワンルームにしようというのは決めていました」とグリーンさん。
入ってすぐ(上の写真左側)にあるキャビネットは、ホテルの部屋をイメージしてリノベーション中にイギリスのオークションで購入したもの。
「ホテルって入って、こういう少し長めのキャビネットが置いてあるじゃないですか。そのイメージと手持ちの家具にも合うものはないかなと探していたら、ちょうどいいものを見つけたので…」
その上にあるテーブルランプもアメリカ製で以前から持っていたもの。
「ここに置くことは決めていたのですが、いちいちコードで電源を入り切りするのが面倒だなと思っていたんです。アメリカではテーブルランプやスタンドライトなんかも壁についているスイッチで付けられますよね?リフォーム担当の方に相談したら、場所を決めてもらったら通常のスイッチでONOFFできますよと。このランプと奥のランプを部屋に入ってすぐのスイッチで付けられるようにしました」
照明にもこだわりがあったグリーンさん。
「蛍光灯の色(昼白色)がダメなんです。ライトは全部電球色で!とお願いしました」
担当者の方は照明に詳しく、`癒す明かり`ネタは盛り上がりました。
※写真で伝えきれないところが残念。。。
ダウンライトは要所要所に設けたものの、「一人のときは、ほとんどつけない」のだそうです。
「テーブルランプと壁面のブラケットライトだけ、とかが多いですね。それでも、一応ダウンライトは昼白色と電球色が切り替えられるようにしてあるんです。暗いと困るときもあるかもと思って(笑)」
備えあれば憂いなし、ですね。
ベッドスペースとリビングの間には、ロートアイアンをはめ込んだ袖壁を設置。
家具のイメージにもぴったりです。
キッチン前は敢えてダイニングセットを置かずにフリースペースに。
ストレッチをしたり、床に座ってのんびりしたり…。
ダウンライトを消して、テーブルランプだけにするとガラッと雰囲気が変わります。
徒歩で通うほど、家と会社の距離が近いというグリーンさん。家と会社が近いとオンとオフの切り替えがうまくできない…という声も聞きますが、その点について質問すると、
「家に帰ってくると気持ちがパッと切り替わるんですよ。もう別世界です。会社で起きた嫌なことなんかも全部忘れてしまいます。照明を落として、家を眺めながらワインを楽しむのが至福の時。この家にいると、癒やされるんですよ」との答え。
家具とその家具に合わせた部屋。2つが相乗効果を生み、日常が非日常の癒やしをグリーンさんにもたらしています。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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