SHYさんの床材は無垢パイン材。
マルホンの「ポンデロサパイン 無垢フローリング171」です。DIYで塗装しました。
グレードはノッティAと呼ばれる、節が入るもの。
「節を出したかったから、節がたくさん入るものにしてくださいとオーダーしました」と奥さま。
幅は171mmと幅広。
奥さま:
「この幅は主人が15cmと17cmですごく迷っていました。とりあえず幅広は絶対!とは思っていたんですけど。最終、17cmにして良かったですね」
淡いクリーム色だったパイン材にオスモカラー(ウッドワックス#3166)を使って塗装。
ご主人:
「節のところが色が濃くなっているんですよ。そうしようと意図したわけではなくて、普通に塗ったらこうなった。吸収率が違うんですね。木ってすごいなって思いました」
SHYさんが塗装に使ったオスモカラーは、木の呼吸を妨げず、浸透するのが特徴。表面に塗膜を作りません。
成分も食品と同じものを使っているため、安心安全です。(ひまわり油、大豆油、アザミ油とカルナバワックス、カンデリラワックスのみを使用)
「木目が綺麗に出ました。なんだかひとつの家具みたいで、気に入っています」とSHYさん。
ご主人:
「色決めは、フローリングの切れ端をもらっていっぱい試作品を作りました。試作品は半艶、艶なし、一度塗り、二度塗り、チーク色、ウォールナット色とかですね。いっぱい作って眺めてどれにする?ってやりました」
当初はウォルナットカラーで…と思っていたそうですが、「ちょっと暗いような気がして」最終はチークカラーの3分艶。やや明るく仕上げたそうです。
奥さま:
「明るくしておいた方が明るい家具でも映えるって聞いて。暗い床に明るい色の家具だとちょっと浮くというか…」
奥さまの意図通り、家具と床がうまく調和しています。
パインの無垢材は、日焼けしやすい素材。
日焼けすると飴色に変化しますが、4年ほど経過して色に変化はあったのでしょうか?
奥さま:
「色はそんなに変化ないですね…。ただ柔らかい無垢の木なので、何か落とすと傷がついてしまって。そろそろワックス掛けしたいなって言っています。全部動かさないとと思うとなかなか着手できませんが…」
確かによく見ると傷はありますが、嫌な印象ではないのが無垢材の良さでしょうか。
無垢材の魅力は、経年変化によって味わいが増すこと。
ワックス掛けなどのメンテナンスはたいへんですが、それだけ愛着も湧きます。
今後のエイジングが楽しみです。
- ブランド:
- マルホン
- 品名:
- ポンデロサパイン 無垢フローリング171
- 品番:
- FPPS05-123
- 寸法:
- 幅171mm × 奥行2275mm × 高さ17mm
- 重量:
- kg
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
»地図を見る - 電話:
- 0797-72-3450
- URL:
- https://www.wills.co.jp/refor...