タイルコースターのDIYにチャレンジしました。
以前から興味があった色付きの目地を使いたいと思ったのですが、思う色が見つからない…。なら自分で作れないかな?とやってみましたが、難しい。結論、思い通りの目地の色を実現するには、もう少し時間がかかりそうです。
きっかけは神戸人けんちゃんさんの記事を読んで。私も作りたいーーー!となりました。
https://ienakanote.com/member/347/record/21617/
タイルは薄い黄色の花形。これにちょっとくすんだブルーの目地を合わせる予定…でした。
しかしパステルブルーの目地はあっても、くすんだブルーの目地が見つからない。
唯一、近いなと思ったLIXIL「インテリアカラー目地」のグレイッシュブルーは2kg入り。コースターを作ろうと思っている素人には多すぎる量です。
それなら自分で色をつけられないかなと思っていたところ、「アクリル絵の具で目地に色をつけられる」という情報が!
早速100均でアクリル絵の具を買いました。イエローを少し混ぜてターコイズブルーにしたら素敵では?と思い、黄色も買いました。
そうして挑んだ結果…全然イメージと違うやつできました…。これはダメだ…。
しかし、ここで諦めるわけにはいかない。
<考察>
・自分で並べたタイルの間隔が広すぎた。
・目地の白が結構主張する。(絵の具でいうと白と青と黄色を混ぜたような結果に)
・聞いてはいたが、目地は乾くと色が薄くなる。
・枠に選んだ木がゴツすぎた。そして安っぽい。(サイズも10cm×10cmで大きすぎる印象)
・枠に色を付けたいが、タイルと目地に色を使うと何色にしたらいいかわからない。
以上の考察を踏まえ、リベンジすることにしました。
一旦、黄色とブルーの組み合わせは忘れ、色付き目地を使って普段遣い可能なコースター作りにシフト。
餅は餅屋。目地に色をつけるのには、セメント用着色剤(50gで339円)を購入しました。色は黒。
タイルはネットに固定されたモザイクタイル。色は潔く白。(1シート479円)
コースターの土台は、8cm×8cmに。厚さ3mmのアガチス材。(3×80×900、399円)
枠は初めからほどよい色のついたマホガニー材を使用。(3×10×900を2本、258円)
目地材は200g入りが売り切れていたので、思い切って1kgを購入。(399円)
目地材を混ぜたり伸ばしたりするのにヘラを買いました。(129円)
合計2163円です。
これは想像していなかった。ボンドが枠について取れない!外側はヤスリで削って少し薄くなりましたが、内側のこの部分はヤスリでは無理…。
タイル接着後、そのまま目地を塗れるように養生テープを貼る位置を調整しました。
タイルよりも上すぎると目地材がついてしまうし、低すぎると養生テープを剥がすときに目地材が一緒に取れてしまう恐れがある、と考えたためです。
目地材は100g。着色剤は目地材の13%以下に抑えないと固まりにくくなるということで、今回は10gにしました。
しっかり色を付けたいと思ったので、ギリギリまで入れてみました。
作業後のことを考えて牛乳パックをカットしたものに目地材を入れています。黒いのが着色剤、白いのが目地材です。
水を入れる前に混ぜるのがポイント。
マスクとゴム手袋したほうがよいです。粒子が細かいので吸ってしまうのと、目地材はアルカリ性なので手が荒れます。
混ざったかな?と思っても黒いのや白いのが度々現れます。(説明書には袋に入れて振って混ぜろと書いてありました。確かにそのほうが混ぜるのは楽そうです。)
次に水を入れて混ぜます。1kgあたり290g~320gとのことで、今回は100gなので30g入れました。
水に濡らしたスポンジを固く絞り、スポンジの裏側の固い部分も使って余分な目地を取り除きます。
汚れたらスポンジを洗って、きつく絞ってまたこすっての繰り返し。
※素手でやりましたがゴム手袋必須です。
四隅の目地をうまく整えるのが難しく、盛り上がってしまいました。
完全に乾く前に養生テープを剥がしたほうがよかったかもしれません。改善の余地ありです。
あと写真ではあまりわかりませんが、目地の水分で土台がちょっと歪んでしまったものも…。
調べたところ、やはりアガチス材は水に弱いらしいです。
ひとまず、満足のいくコースターができました。
作業時間は休めた時間を含めて2時間ちょっと。
やはり目地の色は乾くと薄くなりました。
実は、4つのうち2つに青のアクリル絵の具を少し足したのですが、全く色に変化出ず…。着色剤を多めにしたからでしょうか。
ちょっとでも青みがかればいいなと思ったのですが…。
タイル以外の材料はまだあるので、次は着色剤を少なくしてアクリル絵の具を足してみようと思います!