リノベーションをするにあたってデザインコンセプトがひとつありました。
それは現自宅購入時(2004年)に一緒に買ったコンセント型のキャビネットです(コンセントがコンセプトって、狙ったわけじゃないですよ…)。
ダイヤモンドシティテラス(現イオンモール伊丹)にある店で運命的な出会いを果たし、一目惚れして即刻購入した逸品なのですが、残念ながら今はもうその店はありません。
店名も忘れましたし、メーカーもわからないのですが、この10年ペットのようにかわいがってきたキャビネットです。
このキャビネットが映える空間にしてほしい。
リノベーションコーディネーターのS袋氏にはそう伝えました。
なので、電気のスイッチやコンセントには、古き良き時代のアメリカを彷彿させる、レトロなデザインの商品を採用しています。
スイッチプレートは「ドロッグリ」という店舗が扱っているステンレス製のもの。
1口タイプで1,200円するのですが、プラスチック製の一般的なタイプの商品が100円程度なのを考えると、少々お高めです。
しかし、深みのある光沢、美しいヘアライン、僕的には非常にコスパが高いと思っています。
何より「カチッ、カチッ」と無骨な音を立てる、懐かしのフォルムと感触がたまりませんね。
欲を言うならば、コンセント(こちらはパナソニック製)の材質やTVジャックの色も揃えたかったですが、全体的なコーディネートには成功したと思いますので、たいへん満足しています。
リノベーションのデザインコンセプトにもなったコンセント型のキャビネット。
「消費電力が大きい家電を使うときはここに差し込むねん」というトークは割にウケます。
扉を開けると、トランプやら、UNOやら、使わないけど置いているiPhone4Sやら、まあ、たいしたものは入っていません。
素材自体は正直安っぽいのですが、ボルト&ナット的な部位があったり、意外とリアルです。
で、こちらがキャビネットを模した(?)ボックス型のスイッチ。いわゆるアメリカンスイッチと呼ばれるもので、プレートはステンレス製です。
コンセントとLANケーブルもボックス型。
少し引いて見ると、こんな感じ。コンジット管の中にはちゃんとケーブルが通っています。
コンジット管が通らない場所は、ボックス型じゃないフラットなスイッチプレートです。ヘアラインが美しい。
こちらはパナソニック製のコンセント。スイッチとはメーカーが異なります。
ここまできたら、外枠はステンレス、内部はダークブラウンで揃えたかったのですが、TVジャックは残念ながら内部がクリーム色でした。
アイテムを使い始めた日 2014年 7月
コンセント スイッチ スイッチプレート コンジット管 マテリオドロッグリのその他 その他の施工
- ブランド:
- マテリオドロッグリ
- 品名:
- アメリカスイッチプレート(1口ステンレス)
- 施工・購入:
- ドロッグリ
- 関連サイト:
- http://materiaux-droguerie.com/reform/akari2.html