arakazさんのキッチンスペースは約4.5帖と広々。
これは1つのこだわり、「シンク幅80cm」からたどり着いたプランです。
吊り戸棚はなく、リビング・ダイニングを見渡せるオープンキッチンです。
キッチンの床はリビング・ダイニングより20cm高くなっており、様々な厚みの木材に、塗装を施したものをランダムに積み上げた特徴のあるカウンターが立っています。カウンターの高さは約1m。
また、カウンター上部の天井には、換気ダクトを通すため、天井が30cm低くなっています。
オープンすぎない開口部のおかげで、リビング・ダイニングからは生活感の出やすいキッチンの内部があまり見えません。
しかし約4.5帖の広さがあるため、キッチンに入ったときの圧迫感や閉塞感もなし。
通風を重視したプランニングで、キッチンの左右の壁には窓が…。
これらの窓は共用廊下とバルコニーまで繋がっています。
この配置は、「キッチンシンクの寸法が80cm欲しい」という1つのこだわりから導き出されています。
「以前のキッチンは幅50cmくらいで、妻は狭いと感じていたようです。普段はまとめて洗い物をするので…」とarakazさん。
そこで、シンクの幅を80cm以上と決め、キッチンを検討しました。よくあるシンクのサイズは幅60~65cm。
間取りとの兼ね合いで、I型のキッチンでシンク部分を80cm確保し、コンロを置くと作業スペースがほとんどなくなってしまう…ということで、L型キッチンをオーダー。
「全てはキッチンのために」というほど、リノベーションではキッチンを重視していたarakazさん。キッチンスペースを広く取るため、「キッチンの寸法を中心に他をギリギリの設計に」。
しかし、キッチンではデッドスペースとなってしまうL字コーナーの下部分や、コンロの横のスペースは、隣にある洗面室の収納にするなど細かな工夫を施しています。
シンクの幅を決めたことを起点にして、リビング・ダイニングとの距離が近く、それでいて生活感は見えづらい。窓が2カ所もあり通風が確保されている…そんな理想とも言えるキッチンスペースが実現しました。
- 施工・購入:
- ウィル空間デザイン → イエナカプロのページ
- 分野:
- リフォーム リノベーション
- 住所:
- 宝塚市逆瀬川1-14-6
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