このマンションでは、夏場はほとんどのおうちが玄関を開けて内側に設置した網戸を施錠して過ごしています。
古いマンションで、どの方角向きのおうちも作りとして玄関からベランダまで一直線の動線があり、玄関さえ開放すればよく風が通ります。
この部屋を購入した際は年配のご夫婦が暮らしておられましたが、例に漏れず玄関に網戸がありました。
当初はそのまま使用するつもりでしたが、アルミサッシの色がブロンズカラーでいまの玄関の色に合わなかったので、シルバーのものを新調しました。
マンションのポストにチラシが入っていた網戸の業者さんに採寸からお願いして、確か3万円程度だったかと思います。
ドアストッパーで玄関扉を適当なところで留めて、網戸を内側から施錠します。
もちろん外から開ける鍵も付属しています。
玄関扉の開閉具合と網戸のルーバーの開閉具合で、通る風量や室内の見え具合を調整します。
玄関の内側から見たところ。網戸を開けた状態。
網戸を2枚に折りたたんだ状態で、厚みが11cm、手前に39cmほど出てきます。
網戸を閉めた状態。
4枚のルーバーにそれぞれ取り外し式の網戸がはまっています。
網戸は簡単に取り外せるので、ルーバーのお掃除や網戸の丸洗いも簡単にできます。
茶色の四角い部分でそれぞれのルーバーの開閉を別々に調整できます。
網戸自体のベース部分です。
うちの玄関は扉(白い部分)が床面より高さがありその部分に合わせるように上げる必要があり、
さらにドアクローザーが大きかったので、業者さんに一度採寸・見積もりをお願いしました。
自分で採寸・取り付けができる場合は、ネットなどでもう少し安く手に入るようです。
このドアクローザーを網戸の内側に入れなければいけなかったので、必然的にベース部分にこれだけの厚みが必要になりました。
外から向かって左手が取っ手部分、右手にはポストがあります。
この状態でルーバーはすべて全開になっているので、室内が明るいと中の様子が見えてしまいます。
普段は、上の2枚を閉め気味にして下の2枚を全開にすると、外からの視線も気にせず風もよく通ります。
わが家では、クーラーが苦手なこともあり、この網戸と2台の扇風機でほとんど夏を乗り切っています。