スワン電器のレディク エグザーム MONO（コードレスLEDデスクライト）

ふと気がつくと、パソコンのキーボードやマウス、プリンターやスピーカーなどなど、我が家でもけっこうコードレス化が進んでいた。勝手なもので、いったんワイヤレスにするとコンセントに繋がれた黒い電線を見るたびに、なにかスッキリとしない気持ちになってくる。家中の機器をすべてコードレスにするのは無理だけれど、せめてデスクまわりくらいはなんとかならないものか…。とくに年を取ると、なくてはならないモノがデスクライトだ。手元が暗いと文字が読みずらく、作業もしにくい。そこでコードレスのデスクライトをネットで物色したのだが、どれもデザインがイマイチなのだ。もう、これからはカタチが気に入らないものを無理に買いたくないので、とにかくネット上をくまなく探してやっとこの製品にたどり着いた。

まずはパナソニックの単三充電池を本体に3本セットして、ACアダプターを接続し充電する。アダプターだけでももちろん点灯するが、同時に充電もできる。だが仕様書を読むと充電時間に10時間もかかる。明るさは3段階で、いちばん明るい「強」で点灯するとコードレス状態では30分しか持たない。「弱」だと3時間持つが、年寄りにはあまり実用的な明るさではない。それから充電池だけで点灯すると明るさがACアダプターよりも暗くなる（450ルーメンから350ルーメンに）。けっきょくウチではACアダプターに繋いで使用していることが多くなり、そのあたりはかなり期待はずれな製品だったともいえる。

ただ、コードレスで使用できることのメリットもたしかにあって、たとえば夜にベランダに出るときや、机の下にものを落としたときなど、ちょっとした明かりが欲しいときには重宝している。あと、押入れの中にある金庫を開けるときなど（たいした金額は入ってないんだけど）ダイヤルを回す手元を照らすには座りがよくてなかなか便利だ。