去年は地震や台風で関西は大変なことに。
我が家や実家でも手持ちのLED懐中電灯では足りずに、物置やら趣味で集めてた懐中電灯を引っ張り出すことに。
物置から1970年代製造のナショナルの車載工具の懐中電灯。
趣味のキャンプツーリングで集めたベトナム戦争でも使われた米軍払い下げの懐中電灯。
米軍のL型フラッシュライト。
当時としては高性能の豆球(クリプトン電球)の懐中電灯ですが、LED懐中電灯に馴れた現在では暗く見えてしまいます。
慣れてくればそれなりに明るいのですが。
個人輸入が流行っていた20年ほど前に海外通販で購入。
キャンプで愛用していました。
乾電池は単1サイズ。
安い100均でマンガン電池か(200円)、非常用なので長期保管でお高いEVOLTA(650円)か迷いますが、万が一に使う物なので自然放電が少ないEVOLTA乾電池にしています。
究極のアウトドアである戦場で使用するための機能が色々と。
スイッチは3段階、点灯、消灯、点滅。
点滅は丸いボタンを押して点灯、離すと消灯。モールス信号やら点滅回数で意思疎通に使います。
お尻には赤、青、拡散の透明フィルターレンズが格納されてます。
赤は夜間の合図(敵からの視認性を減らす為)や車内での地図を読むときに使用(目が眩みにくい)。
青は出血が青黒くハッキリと見えるため出血場所が見つけやすくなるそうです。
拡散フィルターは光が広範囲に。
普通に使う分にはまず使用しないフィルター交換機能ですが…
あとゴムリングがあちこちで使用されていて防滴機能はかなりのものです。
乾電池を交換するキャップを外すと予備の電球が格納されてます。
重くて、大きく携帯性は考えられていませんが、頑丈で故障しにくく、予備球もあり万が一に備えた懐中電灯です。
赤フィルターにしてみると…
手元の文字は読めますが…
停電時には肝心の配電盤は…
標準レンズは指向性が強いレンズです。
たぶん戦場で少しでも視認されにくいようにだと思われます。
拡散フィルターに交換してみました。
普段使いならこっちの方が良さそうです。
クリプトン電球をLED電球に変えれるかとネット検索すると350円前後で売っていました。
明るく、省エネになるらしいし、値段も安いので試しに交換することに。
普通に交換するだけです。
おお!充分すぎる明るさです!
これは交換して良かった!
オトンが物置から引っ張り出してきたレトロ懐中電灯。
ナショナル製で車載工具セットだったそうです。
磁石でボディに付けて事故の信号用、パンク修理、チェーン交換の時に使うそうです。
銀色ボディがレトロでエエねえ。
こんな好みの懐中電灯を持っていたとは。
スイッチは点灯、消灯、信号等の3段階。
配電盤を照らしてみると、フィラメント豆球でもかなり明るく見えます。
とても40年以上前の懐中電灯とは思えません。
それでも予備球は今では手に入りにくいので、これもLED化することに。 フィラメント豆球は予備にします。
これもネットで。
ホントに便利な世の中です。
LED豆球も使用できる電圧や指向性能やら色々あってわかりにくいのが難点ですが、なんとか適合したようです。
これも明るい!
フィラメント豆球よりも省エネだそうで、災害時の安心につながります。
それでも現在主流のLED懐中電灯と比べてみると、大きさがかなり違います。
電池が大きい方が明るいですが携帯性は落ちるので、使い分けることになりそうです。
LED懐中電灯、たしかに明るいですが精度のバラつきか、電池残量があるのに暗くなったり、
点灯しなかったりします。
う~ん、信頼性はフィラメント豆球のほうが高い? ただ総合性能ではLED懐中電灯の圧勝ですね。
アウトドアにしろ災害時にしろ軽くてかさばらないことはポイント高いです。
LED懐中電灯の小さいので配電盤を照らしてみると充分な明るさです。
単3電池1本でこれだけ明るいのは40年の進化ですね。
小さなLED懐中電灯は枕元やら非常用持ち出し袋に。
オトンのレトロ懐中電灯はLED懐中電灯と交換して、磁石付の利点を活かして我が家の冷蔵庫が定位置に。(^^)
でっかいL型フラッシュライトはカラビナでクローゼットに固定。地震で何処かに行かないようにします。
出番がありませんように。
仕事で愛用しているラジオ。
阪神淡路大震災後に購入。
防災ラジオだけあって20年以上現場仕事で使ってもなんともありません。防滴構造。
これが故障したら困るなあ…
ちなみにほぼ毎日放送に固定。(^^)
大震災を経験した我が家の究極の防災備品は…
キャンプ用品ならなんでも大活躍でした。
それでもあえて言うならBBQセットに懐中電灯ですかね。
オール電化の家庭でもBBQセット無くてもカセットコンロがあれば安心です。
無くてもいいですが、あれば助かったのはレギュラーガソリン使用できる調理用ストーブですね。
「M-1950」これも米軍払い下げ。これは今でも補修部品が流通してて、まだまだ現役で使えます。
アウトドア用品はどれもそのまま優れた防災備品として使えますが、願わくばアウトドア用品として趣味で使うだけでありますように。