我が家の自慢の一つがキッチンです。
家づくりのテーマが「終の住処」「他と違う」をテーマとした中で、キッチンはポイントとなる場所でした。
2016年に実家(岐阜の山間部)の大リノベーションをする際も検討した「オリジナルキッチン」を、
今回こそ実現しよう!と考え始動しました。
TOTOさんやリクシルさん、タカラスタンダードさんといったメーカーものではなく、
中学時代の先輩が営む祖業が「さしものや」である田舎のキッチンメーカーにお願いしました。
その名も藤岡木工所・F- FUNITURE(https://www.fujioka-wood.co.jp)。
当初は、岐阜本社のショールームだけでしたが、今では東京の清澄白河と湘南にも素敵なショールームができています。
オリジナルキッチンは、あたりまえですが「すべて」を選べます。シンクの大きさ・高さ、ワークトップの素材、コンセントの位置、食洗機どうする?どこのコンロを使う?レンジフードは?引き出しの数や高さは?水栓は?・・・・・。
とっても大変に思えますが、こんな優柔不断な私も大丈夫でした。
まずは、自分でいろんな雑誌を見て、気になる写真をチェック!
F- FUNITUREのショールームはもちろん(遠いので2回くらいしか行っていません)、メーカーでもいいと思う素材やデザインをチェック!
知人・友人の家を参考にしたり、ネットでリノベ実例を見尽くしました。
ピンタレストも大いに役立ちました。
これらはキッチンに限らず、室内の全てに共通することです。
その上で、写真のようなイラストを描いてもらいイメージを共有してキッチンの全容を決めました。
珈琲の焙煎をガスコンロで行うため、IHは考えませんでした。
テレビを見ながらキッチンに立ちたい、来客と話しながらキッチンに立ちたいと思っていたので、
最終的にセパレートキッチン(II型キッチン)にしました。
※セパレートキッチンとは、シンクとコンロが別々のカウンターに設置されているキッチンのことを言います。シンク、コンロ、調理台が一列に並んでいるキッチンと違い、シンクとコンロそれぞれに調理台をつけられるため、調理エリアを広く取れます。
次回は、各部詳細についてお話したいと思います。