楽しい料理のあとは、楽しくないお掃除の時間が待っている。マメな人にはこの手間暇さえ愛しいものなのだろうが、無精者の私にとってはひたすら苦痛でしかない時間だ。
が、やらないわけにはいかないので仕方なく頑張ってみた。
サービングポットを始めとするダッチオーブンの手入れは、次の通り。
1.お湯とたわしで汚れを落とす
調理後、ダッチオーブン本体の粗熱が取れてきたら、お湯とたわしなどを使ってゴシゴシと汚れを洗い流す。
注意点としては、ダッチオーブンは急激な温度変化に強くないので、本体が熱いうちに水をいれないこと。
また、洗剤で洗うと馴染んだ油が抜けてしまうので、洗剤は使わないこと。
2.火にかけて十分乾かす
3.植物性油を塗り込む
4.新聞紙に包んで保管する。ホコリなどがつかないようにカバーする役割のほか、新聞紙が湿気を吸い、錆発生を抑えてくれる作用もあるとか。
通常の手入れで汚れが落ちないときには…
1.お湯を入れて加熱。しばらくすると汚れが柔らかくなってくるので、木ベラなどでこそげ落とす。
2.ダッチオーブンを加熱して汚れを炭化させ、その炭化した部分をこそげ落とす
3.大さじ1~2杯の重曹を入れて再度煮込む
豚バラ煮込みを作った直後の鍋。
側面にびっしり錆のようなものが!
そもそも「食材をそのまま入れっぱなしにしていたり水分が残ったまま保管したりすると、ダッチオーブンは簡単に錆付いてしまう」そうなので、煮炊きしたまま食材を入れて一晩放置している私の使い方が間違っているのだ。
分かってはいるが、翌日すぐに温めなおすのにわざわざ別の鍋に移すのが面倒臭い…
まずは、お湯とたわしで鍋をがしがしと洗う。このとき、たわしはいわゆる亀の子だわしを使用。
ただ、ちょっと前までは金属だわしを使っていた。
なぜか「ダッチオーブンは金属だわしが使える!」と思い込んでいたのだが、最近ネットで調べてみると
「金属だわし/ヘラを使った部分は、油のコーティングはがとれるので再度シーズニングが必要になってしまう」とあった。
が、見るページによっては「金属だわし、洗剤全然OK!」というものもあったりして、イマイチどちらが正解なのかわからない。
とりあえずしばらくは亀の子だわしでいってみることにする。
火にかけて十分乾かす。
錆が綺麗に落ちている。
次は蓋。突起周辺の汚れが特に酷い。
本体と同じように洗ったただけでは、突起周辺の汚れが落としきれていない。
そこで、重曹&アルミホイルでゴシゴシと細部まで磨いていく。
本体同様、火にかけて乾かすが…
乾いてくると、汚れが浮かび上がってきた!全然落とせていない。
ティッシュでふき取るとこの通り。
もう一度重曹とアルミホイルで磨く。
今度は綺麗にできた!
汚れを落としきれたら、火で熱して熱いうちに植物油を薄く塗って油の皮膜を作る(シーズニング)。
こうすることで、錆びにくく焦げ付きにくいダッチオーブンになる。
このシーズニングがしっかりできると、テフロン加工のフライパンのように汚れが簡単に落ちるようになるというが、私のダッチオーブンはまだまだその域まで達していない。
というか、シーズニング後にキッチンペーパーでなぞるとまだ汚れが…。
これで本当にいいのだろうかと不安を抱きつつも、際限がないのでこれで良しとする。
アイテムを使い始めた日 2010年 10月
ダッチオーブン 錆 サービングポット LODGEのキッチン用品 キッチン用品のメンテナンス
- ブランド:
- LODGE
- 品名:
- ロジックサービングポット →
- 品番:
- 8インチ
- 寸法:
- 幅200mm × 奥行200mm × 高さ70mm
- 重量:
- 3.5kg
- 関連サイト:
- http://lodge-cooking.com/product/dutchoven/L2SP3.html