【小さなおうちの物語⑦ -灯りのおはなし-】
照明ひとつで部屋の雰囲気は大きく変わるものですが、その部屋に合う(そしてリーズナブルな)照明を探すのはなかなか難しいものです。
個人的に蛍光灯の光が苦手なので、我が家の照明は全て間接照明なのですが、今回はそれぞれの部屋に合わせた我が家の照明の一部をご紹介します。
まずはリビングルーム。
これは祖母の家にあった古いステンドグラスを再利用したものです。
貝殻でできた美しいステンドグラスなのですが、如何せん貝がらですので、
埃を被っていたのを綺麗に掃除するときはパキッと割れてしまわないよう気を使いました。
全体的に丸みを帯びたフォルムがレトロな風合いを醸し出していて好きです。
その奥にあるキッチンの照明は黒のライティングレールを採用。
このライティングレールはコーナン等のDIYショップで販売していますが、
用途に応じて汎用性があり、見た目もかっこいいものがいくつかあるので
便利だと思います。
キッチン用の照明に使用したのはOdelicの黒色のライティングレール用の照明。
マットな金属の質感がシックでかっこよかったのとマットブラックがキッチンの赤との
コントラストがかっこいいと思い採用しました。
Odelicの照明はいろいろな形状があり、用途に応じてスポットライトにしたり、
ピンポイントのビームライトにしたり、いろいろ汎用性があります。
電球のワット数を変えることで明るさや光の強さも変わりますので、
作りたい雰囲気に合わせていろいろ組み合わせることができます。
ライトはだいたいひとつ2500 - 3000円くらいです。(電球は別途必要)
我が家のキッチンでは全体を3つのスポットライトで3方向から照らし、シンク、食材を扱う調理台、
グラスを陳列している棚にそれぞれピンポイントで光線があたるようにレイアウトしています。
和室の照明も同じく祖母の家にあった古いもの。
モダンな和室を演出したかったので、天井の壁紙を濃い目のブルーグレーにして
あえて天井部の存在感をだしたところへ純和風の格子の照明を吊り下げました。
障子の格子越しにじんわりと漏れる明かりが和室を演出します。
最後はリビングに置いてあるステンドグラス。
実は知り合いの手作りです!
土台の部分が木の幹になっていて、ステンドグラスの部分が葡萄の樹に
なっています。