部屋のリフォームを、電気配線(コンジット管)を見せる形で施工をしてもらいました。
その際、電気屋さんが壁や梁のかたちに合せてコンジット管を曲げる様子を見ていて、その方法でスタンドライトを作ることを思いつき、やってみることに。
まず、イメージしたスタンドライトの簡単な模型を作り、それを電気屋さんに見てもらい実際に作ってもらいました。改善点はありますが、面白いライトが出来たと思います。
スタンドライトの模型。コンジット管に、カッターで切った発泡スチロール板をつなげて作りました。
ソケットや固定金具は、キッチン天井部分の照明でも使った工業的なテイストの笠松電気のものを使用。
本来は天井や壁に付けるための固定金具を床に止め付けるために使い、あとはU字型に曲げたコンジット管をつなげれば、出来るはずです。
コンジット管の曲げ加工を電気屋さんが本当にやってくれるか、すこし不安でしたが、面白く思ってくれたみたいで、笑いながらコンジット管を曲げてくれました。
コンジット管の曲げるのに使う「ハイヒッキー」
コンジット管を「ハイヒッキー」に差し込み、テコの原理で曲げます。
コンジット管は90度に曲げることがほとんどですが、イメージ模型の通りの大きなU字型。きれいな仕上がりです。
スタンドライトと机を金具で固定。これで完成の予定でしたが、しばらくすると重心が不安定で倒れてしまいました…。
そこで、スタンドライトの上部を梁に留め付けることにしました。後日あらためて電気屋さんに来てもらって施工していただきました。
梁に取り付けたことで、スタンドの長さが足りなくって、少し足が浮いています。
土台をもう少し工夫すれば、安定すると思いますが、一旦はこのままで。
スイッチは付けなかったので、スイッチン付きのコンセントタップで代用。
完成したコンジット管で作ったスタンドライト。
リフォーム中、余った木材を使って机や棚をセルフメイドしてるうちに作れるものは自分で作ろうと思うようになりました。このスタンドライトもその一つ。ヘナチョコだけど気に入ってます。