熱帯魚といえども、水温が上がりすぎるのはよくありません。
おおよそ28℃未満が理想と言われています。
7月に入り、暑い日も多くなってきたので、28℃未満に水温を抑えるべく、水槽全体を断熱材で包むことにしました。
夜のあいだに下がった水温をできるだけ維持する、という発想で、住宅用の断熱材で包みます。
というわけで、ホームセンターへ行ってみると、住宅用の断熱材は小さいサイズでは売っていないことが分かりました。(よく考えれば当たり前ですが・・・)
そこで縦1820mm×横910mm×厚15mmのものを一旦購入。(¥1,000程度)
ちなみに今回は「スタイロフォーム」という断熱材を購入しました。
やはり、私の車にはそのままでは乗りませんので、駐車場にてカッターで半分に切り分けて乗せました。
カッターでも簡単に切れる、という加工性の高さがなせる技ではないでしょうか。
(加工にはちょっと大きめのカッターがオススメです。)
また、発泡スチロールと違い、切り口がとても綺麗なので切りカスがほとんど出ないのも嬉しいです。
無事に室内に持ち込み、写真の通り簡単に作ることができました。
設置後、使い始めて約1ヶ月ですが、今のところ水温も28℃未満をキープしています。
別の断熱対策をしていない水槽では30℃近くまで上昇しているので、それなりに効果はあるようです。
また、水に濡れてもすぐに乾くので、水槽周りで使うにはとても良い素材だと思いました。
※たくさん余ってしまいましたが、意外と他の物にも使えそうなので用途を模索中です。
まず水槽のサイズを測り、スタイロフォームをカッターで切っていきます。
最終的には接着するので、のりしろの部分も計算して作ります。
コツとしては、直角定規などで一度下書きをし、一度で切ろうとせず、
浅い切り口で2~3回にわけて切り離します。
その時、しっかりカッターの刃を垂直に入れることで、切り口が綺麗になります。
切り分けた後。
最初は木工用ボンドで接着しようと試みましたが、なかなかうまくいかず断念。
(時間をかければ接着しそうな気がしましたが・・・・)
最終的には、細い釘を何本か指で押し込み、接続。
隙間から瞬間接着剤を流し込んで固定しました。
組んでみると、切り方が悪かったため、接着面に少し隙間が出来てしまいました。
隙間があると断熱の効果が薄れるかも・・・と、少し不安に。
さて、どうしよう・・・。
隙間を埋めるならコーキング材、ということで、
以前自宅クロスの隙間を埋めるために購入したカベコークを隙間に注入。
うまい具合に密着してくれたような気がします。
ちなみに、右上の切れ込みは水槽を包んだ状態でも水温計を見るための窓です。
簡単に自分好みのかたちにアレンジできるので、使いやすいです。
設置後。
見た目は少しお粗末ですが、
ピッタリの寸法で満足しています。
簡単に自分好みにアレンジできるのでオススメです。