Aさんのリビングのレポートです。
壁面を上手く活用して、アンティーク感を出しています。
リノベーション後のリビング
リビングのBefore図面
元々はリビングダイニングに隣接した洋室。クロゼット部分も解体し、リビングに変更しています。
リビングのAfter図面
リノベーション前のリビング(洋室)
床は明るい色の合板フローリング。壁は白い壁(塗り壁)でした。
施工途中の様子
リビングダイニングと洋室の間にあった壁を撤去。
天井も剥がし、コンクリートをむき出しにしています。
Beforeのリビングを別の角度から
ここにはクロゼットがありました。
クロゼットを解体し、スペースを拡張。
写真中央右あたりのコンクリートが露出しているところがクロゼットだった部分です。
リノベーション直後の様子
壁面に棚柱をセット。ずっと壁付けの棚が欲しかったという奥様。
棚板は自分で用意。
もう一面の壁は、リノベーション時は赤茶色ベースのブリックタイル貼り。(名古屋モザイク工業・インブリック)
ゴツゴツした素材感のあるブリックを使用し、「古びた感じ」を出すために、これを上からホワイトカラーでセルフペイント。
「引っ越し後に塗装することになってしまって、養生が大変でした」(奥様)
古びた雰囲気を出す、というのは決めていたそうですが、「後から汚れをつける方法だと、きっと上手くできないと思った」とAさん。
塗っていない部分を残すことで、経年変化で剥がれたような雰囲気に。
棚板だけの壁面収納は、同じサイズの他の収納家具を設置するのに比べ、高さがあっても圧迫感がありません。可動式にしているため、収納するものに合わせて高さを決められるのもポイント。
右側のテレビボードはAさんが独身時代にDIYしたものだとか。
「釘やレンガで板を削ってから塗装し、古びた感じを出した」2×10材をレンガを組んだ上に載せた簡易な仕様です。
家具は全体的にウォルナットカラーが中心で、メイプルカラー中心のダイニングよりも落ち着いた雰囲気。
高さがない家具で揃え、下に重心があるため空間が広く見えます。