我が家のフローリングは、無垢のパイン材に塗装を施したものです。
もともとの床材のイメージは、昔の学校とか古着屋さんの古い木のイメージ。
2006年当時は、今ほど無垢材の種類がなかったため、無垢のパイン材にオイルステンを塗って拭きとって、塗って拭きとってを繰り返し、イメージの色に着色してもらいました。
パイン材を採用したのは、パイン特有の節が思っていた床材に近かったのと、安かったからです。
思い返してみると、ちょうど高校のときに通っていた校舎の床がこんな感じでした。
築100年ほどの木造の校舎で、教室や廊下の床も木でできており、すごく印象に残っています。(残念ながら今は建て替えられてしまい、面影はありませんが…。)
リノベーション当初はもう少しマットな表情でしたが、7年ほど過ごすうちにツヤが出てきて、落ち着いた色に変化してきました。
パイン材は柔らかいことでもよく知られていますが、我が家も結構傷だらけです。
もともと古材風にしたかったのもあり、全然気になりません。むしろいい味が出たと思っています。
フローリングは古着屋の雰囲気で、とオーダー。この床に合わせてインテリアも選んでいます。手前に写っているキッチンカウンターも床と同じように塗装してもらいました。
普通に生活しているうちに、いい艶が出てきました。色も少し濃くなったように思います。節が多いのもパイン材の特徴です。
柔らかいので結構傷が付きます。これは何を落としたのか…。えぐれています…。
2006年リノベーション当初。照明の関係もありますが、現在よりももう少し明るい色。そしてマットな感じでした。
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