7月12日にアガベさんのご自宅にお伺いしました!
長年使用されている物が多くあったMさんのお住まい。
今回は、製造から約40年が経過しても、今なお現役で大活躍中のコーヒーミル、カリタのダイヤミルについてご紹介します。
レトロな佇まいのコーヒーミル。
アガベさんが約20年前に、既に20年ほど使用されていたこのコーヒーミルを知り合いの方から譲り受けたそうです。
手動式で、シンプルな構造のため、約40年経っても壊れることなく使用できているとのこと。
アガベさんは、「すごくいい香りがするんですよ」と教えて下さいました。
鋳鉄製のため約3.5kgとずっしりと重たく、豆を挽くときにもグラつきにくく、アンティークなデザインは、仕舞わずにリビングに出しっぱなしにしていても絵になります。
粉の粗さを変えたいときは、右側にある鋳鉄製のツマミを調整するだけ。
これを使用するようになってからは、引っ越しするとまず、近くの自家焙煎珈琲店を探すのだとか。
「もちろん、スーパーでも焙煎された豆は売っていますが、焙煎した日が古いとミルで挽いても香りが出ず、挽いた豆にお湯をかけても膨らまないんです。」
…豆が膨らむ?
焙煎したての新鮮な豆は、粉にしてお湯をかけると粉の中にある炭酸ガスが暖められて膨張するそうです。
焙煎したときに発生する炭酸ガスは日が経つにつれて抜けていくため、膨らまなくなってしまうというわけ。
お引っ越しされて約3ヶ月。既に近くに自家焙煎珈琲店を見つけていらっしゃいました。
大学生の時から、周りのご友人たちもアガベさんの淹れるコーヒーを目当てに自宅に遊びに来ていたそうです。
現在は、リビングにあるカウンターが定位置。
リビング・ダイニングを眺めながらコーヒーを淹れると気分はまるで珈琲店のオーナーです。
「実は将来お店を開けたらいいなと思っているんですよ。」とアガベさん。
その時はこのダイヤミルもお店に立つのかもしれません。