ベッドを探しにIKEA神戸に行きました。そこで見つけたのは、無塗装のベッド、TARVA(タルヴァ)。自分で塗装して仕上げることにしました。
たぶん、もう20年ぐらい使ってきた無印良品のベッド。とうとうフレームが折れました。これだけ長く使えば仕方ありません。
背もたれが高く、クッションを置けば、ゆっくり本も読めそうです。
価格は18,990円。IKEAの中でもダブルサイズで最安です。素材はパイン無垢材。IKEAのサイトではオイル、ラッカー、ステインなどで仕上げることを推奨しています。
ギリギリでしたが、何とか車に乗せることができ、無事お持ち帰り。
(IKEAの倉庫から商品をピックアップする際、3つ【すのこ、ミッドビーム、ベッドフレーム】に商品が分かれていて、選ぶのに少し苦労しました…。)
開封し、ここから塗装と組み立てを行います。合計4日間かかりました。
【1日目】
まずシーラーを用意ました。このシーラーは家のリフォームの残りもの。
大きな四角い缶に入っているので、缶の内側を使って、ローラーに付いた余分な塗料を落とすことができ、塗料をローラーバケットに移し替える必要がありませんでした。
ローラーで部品の全面にシーラーを塗って行きます。
シーラー完了です。
組み立て後に、どこが見える部分か、隠れる部分か分からなかったので、すべての部品、すべての面にシーラーを塗りました。
シーラーを塗った後の表面。このまま半日、乾かします。
【2日目】
贅沢ですが、塗料にはFARROW&BALL(ファローアンドボール)を使いました。色は276 Mole's Breath。
顔料が多く含まれた塗料は、質感と雰囲気が出ます。
本国イギリスでは、文化財の補修にも使われています。
ローラーバケットに塗料を移します。
毛足の短いローラーを使いました。この塗料は粘り気が強く、ローラーで塗ってもほとんど飛び散りません。
【3日目】
一度塗ったあと、日を開けてもう一度塗りしました。二度塗りは必須です。
【4日目】
最後に組み立てます。
ところが、金具を締めていると、いきなり、部品が折れてしまいました!
部品の強度不足もありますが、構造をよく見ると無駄に強く締め付けていました。
部品は送ってもらうことも出来ますが、すでに使っていた無印良品のベッドは解体して、寝るところがありません。
急いで、IKEA神戸のスペアパーツコーナーまで部品を取りに行きました。
無事部品を手に入れて、組み立てを再開。1時間ほどで組み上がりました。
フレームの内側に金具、ミッドビームを取り付け、
最後にベッドベース(すのこ)を敷いて、完成です!
簡単な仕組みで無垢材、分解もしやすく自分で好きな色が塗れるところがこのベットを選んだ理由でした。
色も大事ですが、塗料の種類で、ベッドの質感や雰囲気も変わります。
マットレスは、いろいろ迷って以前から使っているテンピュールを選択。
以前は、セミダブルだったので、ゆとりができてゆったり眠れます。
あとはベッドカバーを用意するだけ。
カバーは、リネン生地を使って自分で作ろうと思い、生地の厚みや色の確認のためサンプルを取り寄せました。
ベッドカバーがどうなったかについては、また別の記事で書きたいと思います。